チョン・ウソン『愛のタリオ』は背徳感たっぷり【予告編で先取り映画】

9年前

【映画の公式予告編で、新作映画を先取り！】[シネママニエラ]韓国映画界のスター俳優チョン・ウソンが激しいベッドシーンに臨んだことでも話題の映画『愛のタリオ』。これまでのイメージを覆すような欲望に溺れる悪い男を大胆かつエロティックに演じており、背徳感たっぷりだ。

原作は、盲目の父親の目を治すため海に飛び込み犠牲となる娘を描いた韓国民話「沈清伝（シムチョンジョン）」。教授ハッキュが純粋な少女ドクと激しい愛に溺れたことから展開する愛欲サスペンス。哲学者フリードリヒ・ニーチェが説いた「復讐と恋愛において女は男より野蛮である」を体現するドロドロ愛憎劇になっている。

ソウルの大学で不祥事に巻き込まれ、片田舎の講師として赴任してきた教授ハッキュ(チョン・ウソン）は、退屈な毎日に辟易していた少女ドク（イ・ソム）と、激しい愛に溺れる。ところが、ハッキュは復職することになると、ドクに手切れ金を渡して別れようとする。

時を同じく、ハッキュのうつ病の妻は、娘の前で自殺してしまうのだった。それから８年後、ハッキュは作家として名声を浴び放蕩な日々を送っていたが、高校生になった娘のチョン(パク・ソヨン）は、母親の自殺は父親のせいだと憎しみを抱いていた。

映画『愛のタリオ』は、2015年2月7日[土]よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー

映画『愛のタリオ』予告編