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三浦春馬ら実写版『進撃の巨人』キャストが心情を赤裸々に吐露

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』完成披露ジャパンプレミア

[シネママニエラ]映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』完成披露ジャパンプレミアが7月21日に東京国際フォーラムにて盛大に催され、主演の三浦春馬をはじめ、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、そして樋口真嗣監督が舞台あいさつに登壇した。三浦は、降壇する際に「心臓を捧げよ」のポーズをとり、ファンは歓喜の声をあげた。

進撃の巨人キャストが語る撮影の思い出

本作は諫山創著のコミックを基にした実写映画。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいたが、人類は巨人に挑むことを決断し、その攻防が描かれていく。「原作の巨人と立体機動に一目ぼれした」という樋口監督は、緊張と(登場時の)高所が苦手とのことから終始恐縮気味。「今、見るとみなさんきれいな人ばかり。汚くしたり、アクションさせたり、(撮影で)僕はひどいことをした気が」となぜか反省の弁まで飛び出すことに。

そんな監督に本郷は「アニメ版と同じように冒頭のナレーションをアルミンにしませんか? マントが着たいです、等の僕の願いをなんでも叶えてくれたドラえもんのような存在。大好きです」とラブコール。三浦も座長として締めの挨拶を行い、「すべて樋口監督が導いてくれました。素晴らしい体験を、させていただいことに本当に感謝しています。すさまじい映像をお届けできると思います!」と、改めて監督への拍手で感謝を伝え、労を労った。

約4,000名の観客が集った東京会場では世界観を再現するかのように「壁」と「巨人」仕様。この1度限りのプレミア試写会は東京のほか札幌、大阪、名古屋、福岡で同時開催された。映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は、2015年8月1日[土]より全国東宝系ロードショー

こちらは速報です。→ 更新しました。

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』完成披露ジャパンプレミア

日本映画/98分
日本公開=2015年8月1日
配給=東宝
公式サイト http://www.shingeki-seyo.com/
©2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 ©諫山創/講談社

『進撃の巨人』キャストが語る撮影の思い出

三浦春馬(エレン役)

「カミングアウトしたい! 撮影前に、監督からエレンを演じるために3本の映画を鑑賞するように勧められました。その3本は『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』『クロニクル』でしたが、進撃との共通点を見いだせず、役作りに生かせていないかも。素直になれなくてすみませんでした」

長谷川博己(シキシマ役 ※映画版キャラクター)

「茨城県の高荻では、出演者のうち初めて立体起動で飛ぶ演技をした。ロープは人海戦術なのですが、一度飛んだあと、ロープを手放すと(吊られている者は)とんでもない下り方をする…死を意識しました」
(三浦が述懐)寡黙な方だと思っていた長谷川さんが、高所で(マイケル・ジャクソン的な)『フォー』って叫んでいて、そういう面もあると知りました

水原希子(ミカサ役)

「初めてのアクションだったので、毎日が窮地の連続。何とかやりのけた」

本郷奏多(アルミン役)

「監督とは空き時間にガンダムの話ばかりしていました」

三浦貴大(ジャン役)

「どう見ても僕の顔は外国人のジャンって感じではないと思う」
(ピエールが)「そこは炒めるのジャンってことで(笑)」

桜庭ななみ(サシャ役)

「装備が重かったので楽な姿勢を研究した」

松尾諭(サンナギ役 ※映画版キャラクター)

「監督の指示で10キロ増量し、20代の役を40歳の僕が無理して演じた。最後には実年齢がひとつ下の長谷川さんより若く観られたので成功したと思う」

石原さとみ(サンジ役)

「ドラマ「失恋ショコラティエ」の直後に撮入したので真逆の役となった。女子力満点のツヤツヤだった髪の毛に、ダメージを与えた。砂埃がすごくて一つ台詞を言うたびにうがいをしていました」

ピエール瀧(ソウダ役 ※映画版キャラクター)

「軍艦島(正式名称:端島)の観光では立ち入り禁止の区域で撮影したり、じっくり観察できたのは良い思い出」

國村隼(クバル役)

「クバルは演説が多い。しかも監督は長回しで撮るのですごく楽しい。だけれども一通り終えてホッとすると、監督が『もう一度』とおっしゃる」

樋口真嗣監督

「(映画の返却時に三浦春馬が)クッキーをくれたんですけど、すっごくおいしかったんです!」

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