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ジョセフ・ゴードン=レヴィット「ロープ渡りは痛みを伴うけど楽しい」

映画『ザ・ウォーク』ニューヨークプレミア表紙

ジョセフ・ゴードン=レヴィットとフィリップ・プティ
ジョセフ(左)とプティ
[シネママニエラ]ロバート・ゼメキス監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の映画『ザ・ウォーク』が、第53回ニューヨーク映画祭のオープニング作品としてN.Yプレミアが開催され、主人公のモデルとなったハイワイヤーアーティストのフィリップ・プティ本人も来場した。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは役作りのためにプティのもとで訓練した。「彼の施設は素晴らしいよ」と振り返った。

『ザ・ウォーク』作品情報・予告編

映画『マン・オン・ワイヤー』(『ザ・ウォーク』と同じく、フィリップ・プティがワールド・トレード・センターを渡ったことを題材にしたドキュメンタリー映画)について、監督は「『マン・オン・ワイヤー』公開よりも先に権利も取得しており、ドキュメンタリーと3D大規模作品と立ち位置は異なる」と前置きし、「どちらの作品にも言えることはプティの偉業を示すことである。ただ、記録がないためドキュメンタリーでは彼が歩く姿を動画で見せることが出来ませんでした」と述べた。

なお、第28回東京国際映画祭オープニング上映作である本作、ゼメキス監督が2年ぶりに来日しレッドカーペットイベントに参加することも決まった。

ロバート・ゼメキス監督

「1974年を正確に再現するのにとても時間を費やしたよ。フィリップ・プティが、ワールド・トレード・センターの間に張ったワイヤーロープを初めて踏み出す瞬間こそが最も美しい瞬間。その瞬間を集中して描きたかった。夢を追いかける人は本当に好きだし、尊敬する」

ジョセフ・ゴードン=レヴィット

「最初の一歩を踏み出す瞬間、そこに集中しました。誰もが不可能だと思う夢は、自分自身もあきらめてしまいがちだが、プティは周りの意見に惑わされることなくやり切った素晴らしい人だ。ロープを渡ることは痛みを伴うけど楽しい」

映画『ザ・ウォーク』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給)は2016年1月23日[土]より全国ロードショー

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