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ゴールデングローブ賞2016は『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』

レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント』NYプレミアにて

レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント』NYプレミアにて

[シネママニエラ]第73回ゴールデングローブ賞の授賞式が1月10日(現地時間)に行われ、映画『オデッセイ』が作品賞(コメディー/ミュージカル)部門の栄冠を受け同作主演のマット・デイモンは主演男優賞に選ばれた。そして映画『レヴェナント:蘇えりし者』が、作品賞(ドラマ)部門を制し、同作主演のレオナルド・ディカプリオが主演男優賞に選ばれた。 

イニャリトゥ監督とディカプリオ、映画『レヴェナント:蘇えりし者』NYプレミアにて

映画『レヴェナント:蘇えりし者』NYプレミア、現地撮り動画

本賞の主催はHFPAと略されるHollywood Foreign Press Association。( http://www.goldenglobes.com/ )

作品賞(ドラマ)

『キャロル』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ルーム』
『スポットライト 世紀のスクープ』

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの受賞コメント

作品賞(コメディー/ミュージカル)

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『JOY』
『オデッセイ』
『スパイ(原題) / Spy』
『トレインレック(原題) / Trainwreck』

©2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

リドリー・スコット監督の受賞コメント

監督賞

トッド・ヘインズ『キャロル』
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』
トーマス・マッカーシー『スポットライト 世紀のスクープ』
ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
リドリー・スコット『オデッセイ』

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの受賞コメント

男優賞(ドラマ)

ブライアン・クランストン 『トランボ(原題) / Trumbo』
レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マイケル・ファスベンダー 『スティーブ・ジョブズ』
エディ・レッドメイン 『リリーのすべて』
ウィル・スミス 『コンカッション(原題)/ Concussion』

レオナルド・ディカプリオの受賞コメント

男優賞(コメディー/ミュージカル)

クリスチャン・ベイル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
スティーヴ・カレル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
マット・デイモン 『オデッセイ』
アル・パチーノ 『Dearダニー 君へのうた』
マーク・ラファロ 『インファナトリー・ポーラー・ベア(原題) / Infinitely Polar Bear』

マット・デイモンの受賞コメント

女優賞(ドラマ)

ケイト・ブランシェット 『キャロル』
ブリー・ラーソン 『ルーム』
ルーニー・マーラ 『キャロル』
シアーシャ・ローナン 『ブルックリン(仮題)』
アリシア・ヴィキャンデル 『リリーのすべて』

女優賞(コメディー/ミュージカル)

ジェニファー・ローレンス 『JOY』
メリッサ・マッカーシー 『スパイ(原題) / Spy』
エイミー・シューマー 『トレインレック(原題) / Trainwreck』
マギー・スミス 『ザ・レディ・イン・ザ・ヴァン(原題) / The Lady in the Van』
リリー・トムリン 『グランマ(原題) / Grandma』

映画『JOY』(20世紀フォックス映画 配給)は2016年春より全国ロードショー
©2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

ジェニファー・ローレンスの受賞コメント

助演男優賞

ポール・ダノ 『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
イドリス・エルバ 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』
マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』
マイケル・シャノン 『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』
シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男』

助演女優賞

ジェーン・フォンダ 『ユース(原題) / Youth』
ジェニファー・ジェイソン・リー 『ヘイトフル・エイト』
ヘレン・ミレン 『トランボ(原題) / Trumbo』
アリシア・ヴィキャンデル 『エクスマキナ(原題) / Ex Machina』
ケイト・ウィンスレット 『スティーブ・ジョブズ』

外国語映画賞

『ザ・ブランド・ニュー・テスタメント(英題) /The Brand New Testament』(ベルギー、フランス、ルクセンブルク)
『ザ・クラブ(英題) /The Club』(チリ)
『ザ・フェンサー(英題) / The Fencer』(フィンランド、ドイツ、エストニア)
『裸足の季節』(フランス)
『サウルの息子』(ハンガリー)

© 2016 Disney/Pixar.
アニメーション作品賞

『アノマリサ(原題) / Anomalisa』
『アーロと少年』
『インサイド・ヘッド』
『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』
『映画ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』

脚本賞

トーマス・マッカーシー、ジョシュ・シンガー 『スポットライト 世紀のスクープ』
アーロン・ソーキン 『スティーブ・ジョブズ』
クエンティン・タランティーノ 『ヘイトフル・エイト』
エマ・ドナヒュー 『ルーム』
チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

音楽賞

カーター・バーウェル 『キャロル』
アレクサンドル・デスプラ 『リリーのすべて』
エンリオ・モリコーネ 『ヘイトフル・エイト』
ダニエル・ペンバートン 『スティーブ・ジョブズ』
坂本龍一、アルヴァ・ノト 『レヴェナント:蘇えりし者』

歌曲賞

「Love Me Like You Do」 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
「One Kind of Love」 『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
「See You Again」 『ワイルド・スピード SKY MISSION』
「Simple Song #3」 『ユース(原題) / Youth』
「Writing’s On The Wall」 『007 スペクター』

レオナルド・ディカプリオの受賞コメント

「2年前我々は自然界に入って、その美しさを映画の中で描くことができました。この作品はサバイバルものです。環境に適応することで精神がいかに変わるかということ、そして信頼というテーマを取り上げています。そしてイニャリトゥ監督は私を信頼してくれたので本当に感謝しています。同じ旅に参加させていただきありがとうございます」

主演&助演併せて11度目のノミネートで『アビエイター』(ドラマ部門)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(ミュージカル&コメディ部門)に続き3度目の受賞

マット・デイモンの受賞コメント

「まず子供たちに感謝します。そろそろ寝なさいね。妻ルーシーにも感謝します。私はいかに運に恵まれているかということを理解しています。俳優という職業をできることを本当に幸せだと思います。沢山の映画を作りましたが、あまり人に見てもらえなかった作品もありました。ですからこれだけでも見てもらえたら嬉しく思います。リドリー・スコット、あなたのおかげでこの作品ができました。映画を作った全員を代表して感謝します」

俳優としては5度目のノミネートで初受賞。『グッド・ウィル・ハンティング』では脚本賞を受賞。

ジェニファー・ローレンスの受賞コメント

「ありがとうございます。デイビッド(監督)、ここに居られるのはあなたのおかげです。選んでくれてありがとう。いろいろ教えてくれてありがとう。あなたの愛は純粋で汚されていません。素晴らしいと思います。ジョイ・マンガーノ(作品のモデルとなった実在の人物)ありがとう。あなたのストーリーがいろんなことを私に与えてくれました」

主演&助演併せて4度目のノミネートで『世界に一つのプレイブック』(ミュージカル&コメディ部門主演女優賞)、『アメリカン・ハッスル』(助演女優賞)に続き3度目の受賞

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの受賞コメント

「これまで手掛けてきた作品で最も難しいものでした。しかし、素晴らしいスタッフ、キャストたちに救われました。何ヶ月もの間、低温の中で非情な困難な撮影の中で制作を行いました。痛みというものは一時的なものです。しかし映画は永遠です。ですから、苦労なんて何でもないです。レオ、君のおかげで映画ができました。愛してます。わたしの人生最高の経験です。ありがとうございました」
「本当に驚きました。本当に誇らしく思っています。こういった人たちとこの映画を作れたことを誇りに思っています」

3度目の監督賞ノミネートで初受賞。『バードマン』では脚本賞を受賞。『バベル』に続き2度目の作品賞受賞となった

リドリー・スコット監督の受賞コメント

「アンディ・ウィアーの原作をドリュー・ゴダートが素晴らしい脚本に仕上げてくれました。優秀なキャスト、アーティストが集まってくれて、マット・デイモンが彼独自のユーモアをもたらしてくれました。一緒に仕事ができて本当に良かったです。最後に、弟のトニー・スコットがここにいてくれればと心から願います」

リドリー・スコット作品としては4度目のノミネートで『グラディエーター』に続き2度目の受賞。ミュージカル&コメディ部門では初受賞。

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