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<妻夫木聡×満島ひかり>映画『愚行録』は3度の衝撃が仕掛けられている

[シネママニエラ]貫井徳郎著の「愚行録(読み:ぐこうろく)」をベースに、俳優の妻夫木聡と女優の満島ひかりが共演した映画『愚行録』の特報映像が完成した。製作サイドは「仕掛けられた3度の衝撃を受け止めることができるのか?」と観る者を挑発している。

©2017「愚行録」製作委員会

一年前に起きた一家惨殺事件の真相を追う週刊誌の記者・田中(妻夫木)を主人公とした群像劇。「そこには、悪意も、善意もない。」のコピーからも劇中の愚行の数々が予想される。人間関係における秘められた羨望、嫉妬、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の愚行(=愚かな行為)が複雑に絡み合い、見る者の人間性が極限まで試される内容になっているという。

監督は名門・ポーランド国立映画大学で演出を学んだ異色の経歴を持ち主・石川慶。本作は長編映画監督デビューとなる。原作はミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎(ぬくいとくろう)が放つ話題騒然の直木賞候補作とあって、本作は国内よりも早く第73回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式上映という国際舞台でお披露目される。

映画『愚行録』あらすじ

閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者・田向浩樹(小出恵介)は大手デベロッパーに勤めるエリートサリーマン。妻の友季恵(松本若菜)は物腰が柔らかく、近所からも慕われる上品な美人。ふたりは娘とよく買い物に出かけるなど、誰もが羨む仲睦まじい≪理想の家族≫として知られていたが、田向は1階で友季恵と娘は2階寝室で刺殺された姿で発見され、世間を騒然とさせた。未解決のまま一年が過ぎ、風化していく事件。週刊誌記者の田中(妻夫木聡)は改めて真相を探ろうと関係者の証言を追い始める。しかし、そこから浮かび上がってきたのは田向夫妻の外見からは想像もできない噂の数々だった
(英題 TRACES OF SIN(2016)IMDb /日本映画/120分)

映画『愚行録』予告編


©2017「愚行録」製作委員会

映画『愚行録』特報


©2017「愚行録」製作委員会

映画『愚行録』(ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野 配給)は2017年2月18日[土]より全国公開
映画『愚行録』公式サイトhttp://gukoroku.jp/

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