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ヴェネツィア国際映画祭、黒澤明監督『七人の侍』に再脚光

[シネママニエラ]第73回ヴェネツィア国際映画祭クラシック部門( Venice Classics )で、黒澤明監督の映画『七人の侍』(英題 Seven Samurai )が改めてフィーチャーされた。なお、本年のクロージング作品に同作のリメイクとされる『マグニフィセント・セブン』の上映がある。

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このクラシック部門は、映画『ローマに消えた男』などのロベルト・アンド監督が審査員長をつとめておりリストア(修復)版として5度目となるThe VENICE CLASSICS AWARDS for BEST RESTORED FILM を決める。同部門には別枠でドキュメンタリー映画の審査も行う。

本作『七人の侍』は、巨匠・黒澤明監督が約1年の歳月をかけて撮影した、壮大なスケールで描くアクション時代劇。野武士の無法ぶりに悩む百姓たちに雇われた、7人の侍たち(三船敏郎、志村喬、加東大介、木村功、千秋実、宮口精二、稲葉義男)の勇姿を描く。今も語り継がれるほど、日本及び世界の映画人・映画監督に衝撃を与えた。ヴェネツィア国際映画祭サン・マルコ銀獅子賞を受賞している。

映画『七人の侍』あらすじ

戦国時代――野武士たちは野盗と化し、ある農村を狙う。農民たちは野盗に対抗するため「侍を雇う」ことを思いつく。農民・利吉(土屋嘉男)は侍を探し始めるが、報酬は飯のみで、金も出世もない仕事には誰も寄りつかない。ある日、利吉は勘兵衛(志村喬)に出会う。初めは断る勘兵衛だったが、農民の心情を思い量り、手を貸すことを決める。目利きの勘兵衛の手伝いもあり、侍が集う。最後に粗野な男・菊千代(三船敏郎)も仲間に加えて、ようやく集まった侍七人。野盗撃滅に向け、綿密な策が立てられる。

日本では「午前10時の映画祭7」(A日程は2016年10月08日[土]~)にて『七人の侍』4K素材での上映が予定されている。

映画『マグニフィセント・セブン』の七人
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なお、昨年のクラシック部門では、はやり黒澤明監督の映画『赤ひげ』(英題 Red Beard )リストア修復版がとり上げられてた。 

第73回ヴェネツィア国際映画祭( 2016年8月31日~9月10日 )
http://www.labiennale.org/en/cinema/

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