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映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』発声上映決定

[シネママニエラ]ザ・ビートルズのキャリア初期を描き、1970年の『レット・イット・ビー』以来46年ぶり、アップル公式作品でアカデミー賞受賞監督のロン・ハワードがメガホンを執り、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』から実に21年ぶりの大ヒット上映中の映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』の発声上映が決まった。

シェイ・スタジアム( Shea Stadium )にて © Subafilms Ltd.

本作品の見どころの1つが1965年8月15日のニューヨーク「シェイ・スタジアム」のライブ映像全編が4Kリマスターで編集され、本編に合わせて2Kで上映されていること。また日本では特別に日本限定版として、50年前の来日時のパートが長く編集されており、武道館でのライブシーンも収録されている。

映画を見たファンからは「座って静かに見るだけなんてつらい!」という声が続出し急遽、ジョン・レノンの誕生日である10月9日[日]に発声可能上映を行うことが決まった。
同日19時の回 @角川シネマ有楽町

映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』あらすじ

イギリス・リヴァプールのキャバーン・クラブで活動を始めたビートルズは、1961年から62年にかけてイギリスの音楽シーンに華々しく登場し、1963年の終わりにはヨーロッパ・ツアーを開始。そして翌1964年2月9日、アメリカの人気テレビ番組「エド・サリヴァン・ショー」に出演したことで全世界的に人気を爆発させた。同年6月に入ると、バンドは初のワールド・ツアーをスタート。以後2年間は過酷なスケジュールをこなし続け、ツアー活動を停止した1966年8月の時点で、バンドは世界15ヶ国90都市で、166回のコンサートを行っていた。こうしたツアーに助長されて生まれた「ビートルマニア」と呼ばれる社会現象は、それまで世界が1度も目にしたことのなかったもので、文化のグローバル化が始まるきっかけとなった。
(原題 THE BEATLES:EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years /2016年/イギリス映画/英語/カラー/140分)

映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』(KADOKAWA 配給)は角川シネマ有楽町ほか全国大ヒット上映中

公式サイト http://thebeatles-eightdaysaweek.jp
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映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』ロンドン・ワールド・プレミアイベント

アカデミー賞受賞監督のロン・ハワードがメガホンを握り、1963年~66年のツアーを中心にザ・ビートルズの姿を描いたドキュメンタリー『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』のワールド・プレミアイベントがロンドンにて開催され、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターらが出席した。

リンゴ、ポール、ロン ©Apple Corps Limited. All Rights Reserved.

マイクを向けられたポールは「ワクワクしているよ!」と語り、完成版の手前のラッシュを見たというリンゴは「完成したものを見るのが楽しみだよ」と語った。これにロン・ハワード監督は「いまから“NO”とは言わないでくれよ」とニヤリ。改めて完成した映画について「エンドクレジットの後にもまだ、ボーナストラックが入っているから楽しんでほしい」と呼びかけた。

また、映画の中でも描かれるように、ビートルズが世界で最も偉大なロックバンドのひとつとなったことについて、ポールが話す。「決してひと晩で成し遂げたことじゃないよ。リヴァプール、ハンブルグでの活動も長かったしね。とてもじゃないけど、こんなことになるなんて予想もしてなかったよ。リヴァプールでやってたバンドが、一生懸命やって、いま、ここに至っている。それは素晴らしいことだなと思うよ

現地の会場にはレッドカーペットならぬ、本作のキービジュアルの色に合わせて ブルーカーペットが敷かれており、カーペットの途中には「アビイ・ロード」の交差点デザインも。

この日は関係者に加えて、多くのセレブリティも来場! エリック・クラプトン、マドンナ、リアム・ギャラガーなどのアーティスト、俳優のマイケル・キートン、「モンティ・パイソン」のマイケル・ペイリン、テリー・ギリアムの姿もあった。そして、オノ・ヨーコ、オリヴィア・ハリスンらメンバーの家族、今年亡くなった“5人目のビートルズ”と言われたプロデューサー、ジョージ・マーティンの息子のジャイルズ・マーティンなど、ビートルズの活動に深くかかわった面々が顔をそろえる貴重な機会ともなり、彼らが姿を現すたびに客席からは歓声が!

そんな中でもやはり、ポールとリンゴがカーペットに登場すると、この日、一番の歓声がわき、2人は満面の笑みを浮かべてハイタッチを交わし、肩を組む。リンゴは上機嫌でカメラに向かってピースサインを繰り出した。

映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』(KADOKAWA 配給)は2016年9月22日[木・祝]より公開

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