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黒沢清×松田龍平×長谷川博己 映画『散歩する侵略者』でカンヌ・侵略!

左から松田龍平、黒沢清監督、長谷川博己、第70回カンヌ国際映画祭にて

© Kazuko Wakayama

映画監督の黒沢清、俳優の松田龍平×長谷川博己が現在開催中の第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門での映画『散歩する侵略者』(英題 BEFORE WE BANISH )ワールドプレミア上映(現地時間5月21日 16:30)にあわせ渡仏。

©2017『散歩する侵略者』製作委員会

タキシード姿の3人はレッドカーペットを歩み、上映会場へ。公式上映時に、黒沢監督は「本当に嬉しいです。この2人の大好きな俳優と、この舞台に立てたことがまるで夢のようです。カンヌ映画祭がこの映画の「個性」のようなものを目ざとく発見して選んでくれたのだと思っています。個性」を発見されることが映画にとって一番名誉なことだと僕は考えています」とスピーチ。

© Kazuko Wakayama

「緊張しています」と明かす松田には、観客からは温かい拍手が起きた。「黒沢監督と一緒に撮影ができて、この作品の中で沢山の影響を受けました。黒沢監督と長谷川さんと3人で、ここでみなさんとお会いできたことをとても幸せに思います」と挨拶。

長谷川はフランス語でジョークを交えて自己紹介。「ボンジュール。コモサバ? ジュマペール、イロキ アセガワ。ですが、本当の名前はヒロキ ハセガワです。H(アッシュ)を発音して下さい」。「この場に立てて本当に嬉しいです。憧れの黒沢監督の作品に出演させていただいて、とても楽しい、刺激的な日々でした」と振り返った。

© Kazuko Wakayama

3人はそのまま超満員の観客とともにワールドプレミアを鑑賞。笑い声や歓声が起こり、スタンディングオベーションでは「ブラボー!」という声も。大きな盛り上がりを見せた。授賞式は現地時間5月27日19:00(日本時間28日、AM2)から行われる予定。ある視点部門で審査委員長を務めるのは女優ユマ・サーマン。

本作は、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」の映画化で、夫が“侵略者”に乗っ取られ、その日常に異変をきたす世界を描くエンターテインメント。松田龍平、長谷川博己はじめ、長澤まさみ、高杉真宙、恒松祐里らが出演する。

左から松田龍平、黒沢清監督、長谷川博己、第70回カンヌ国際映画祭にて

第70回カンヌ国際映画祭は2017年5月17日から28日まで開催
公式http://www.festival-cannes.com

映画『散歩する侵略者』(松竹・日活 配給)は2017年9月9日[土]より全国公開

映画『散歩する侵略者』公式サイト
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カンヌ国際映画祭

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