リドリー・スコット監督、3分で再撮影を即決!

ハリウッドのセクハラ告発騒動により全米公開を目前にケビン・スペイシーが降板した『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』はお蔵入りすらささやかれたが、リドリー・スコット監督は「再撮影は即決しました。判断に要したのは3分です。そこから再撮影をし、すでに調理してあるものと組み合わせただけです。いい流れが来てましたので、辛いことがあってもそこで留まることはしたくなかった」と強い意志を持って本作を完成させたことを明かした。

リドリー・スコット監督、3分で再撮影を即決!
左からマーク、チャーリー、ミシェル、リドリー
Kevin Winter/ ゲッティイメージズ

本作は今ハリウッドで誰もが話題にしている最注目映画。世界中のすべての金を手にしたと言われた大富豪ジャン・ポール・ゲティの愛する17歳の孫ポールが誘拐され、1700万ドル(約47億円※)という破格の身代金を要求されるがゲティ支払いを拒否。ポールの母ゲイルは、息子のために誘拐犯のみならず世界一の大富豪とも戦うことに。昨日まで普通の母親だった人間が、世界中の金(All the Money in the World)を手にした男と手段を選ばない犯人グループにどう立ち向かうのか描かれる。

そのワールドプレミアが現地時間の12月18日、サミュエル・ゴールドウィン・シアター(LA、ビバリーヒルズ)にて開催された。レッドカーペットには、本作のメガホンを取ったリドリー・ スコット監督と主演のミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、マーク・ウォルバーグといった主要キャストが、シックなブラックカーペットに登場し、会場は大盛り上がりを見せた。

会場のスクリーンには「本作に関わった800人以上のキャスト、スタッフ全員の尽力なしにこのプレミアは実現しえなかった」の文字と、本作に携わったキャスト、スタッフ等関係者全員の名前が映し出された。そのスクリーンをバックにリドリー監督から謝辞が述べられ、観客からは惜しみないスタンディングオベーションが巻き起こった。

リドリー・スコット監督

世に出せないかもしれないと思ったことです。「ごめんなさい、我々はこれ以上もうお金が掛けられません」と言うことは簡単です。下手に出し惜しみをすれば作品は死んでしまいます。しかし、なんとか乗り越えることが出来ました。
スリルな体験に驚くと思います。億万長者の男の話ではありますが、スリラーの要素もあります。私が大好きな真実に基づくスリラーで、まさに『事実は小説より奇なり』です。

映画『ゲティ家の身代金』(KADOKAWA 配給)は2018年初夏→5月25日[金]より全国公開

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