サイトアイコン シネママニエラ

山崎まさよし主演×横山秀夫原作×篠原哲雄監督『影踏み』製作決定!

山崎まさよし主演×横山秀夫原作×篠原哲雄監督『影踏み』製作決定!

山崎まさよしが、14年振りに長編映画で主人公の泥棒を演じることが明らかになった。横山秀夫の原作で篠原哲雄監督がタッグを組み映画『影踏み』が製作される。撮影は本年5月開始。公開は2019年を予定。

左から篠原監督、山崎さん、横山さん

同作は、通称「ノビ師」と呼ばれる泥棒が、彼に降りかかる難事件に立ち向かい、幼馴染のヒロインとの恋と泥棒家業の狭間に揺れ動く様を描く。

山崎と篠崎監督が初めてタッグを組んだ映画『月とキャベツ』当時まだまったく無名であった山崎まさよしをオーディションで主役に抜擢した。その映画のゆかりとなる映画祭「伊参スタジオ映画祭」(18年間続く群馬県・中之条町で開催される)をきっかけに、このほど相思相愛の3名の想いが結実。作品選定は、横山氏自らが山崎さんに合う作品として「影踏み」を提案したという。

映画『月とキャベツ』の主題歌「One more chance,one more time」に続けて、本作でも山崎が主題歌を担当する。

横山秀夫さん(原作者)

泥棒を主人公とする「影踏み」について

警察などの組織も泥棒も同じフィールドにある感覚なんです。組織と個人の関係を突き詰めて考えていくと、最終的にはどんな立場の人間であれ世の中のしがらみと無縁ではいられない。すべての人間はそこから逃れられない。地面スレスレから見た社会を描きたいと思いました。

映画に寄せる期待は?

山崎さんと篠原監督が素晴らしい世界観を作ってくれるでしょうから、原作にとらわれずに作っていただきたい。僕はその『影踏み』を楽しみたいと思っています。
ミュージシャンとして人の心を盗むのがうまい山崎さんは、実は“泥棒”という役がぴったり合うんじゃないかと思っています。でも、山崎さんを泥棒にしてしまって申し訳なく思っています(笑)

山崎まさよしさん(主人公・真壁修一役)

久しぶりの長編映画主演について

今回は、過去の経験も踏まえて最初から主演でとお話をいただきました。ずっと役者とは全く違う動きの中で活動してきたので、今はプレッシャーを感じています。

真壁という役について

今回はミュージシャンである自分とはかけ離れていますが、歌を書く時の目線は底辺から色んな景色を見たいと思って歌を作っています。その意味では真壁と同じ目線になれるような気がします。そういう共通項を自分の中に見つけていければと思っています。
真壁もしくじりから始まっているし、心の闇も抱えているから、真摯に役に向き合っていきたいです。

横山秀夫作品の魅力は?

どの作品でも、普段クローズアップされないポジションにスポットを当てているところ、普段は人々が知るよしもない人間臭い部分を描いているところが好きなんです。

主題歌について

悲しさやどうにもならない気持ち、救い、最後には報われるのか、形はわからないけどそんな主題歌が書けたら。登場人物が抱えるジレンマや葛藤はこの物語に出てくる人誰もが持っているものです。その部分が成就していく醍醐味を描きたいと思います。

篠原哲雄さん(監督)

撮影に向けての意気込みをお願いします

僕のイメージとしては、色んな設定を通じて浮かび上がってくる人間の造形を描きたいと思っています。“中耳”にいる人間は真壁にとっては分身で切っても切れない存在です。その男の成長と愛と決別の物語だと思っています。確かな結論がいつもあるわけではないので、山崎くんに演じてもらう中で見えてくるものがあると期待しています。

山崎まさよしさんの魅力は?

男のダメなところを自然に演じられる、人間の弱さを悪びれずに自然体に演じられるのが魅力です。色んな役で人間の表面化しない裏側も悲哀を伴って出てくる感じが僕は好きなんです。愛すべきアウトローですかね。
一緒に仕事をするたびにいつも新しい山崎くんを発見できています。権力に対しての反抗心は誰にもどこかあるし、泥棒という仕事が成功するかどうかというスリル、緊張感、快楽はステージに立つ時のものと似ている気がするんです。今回も彼の魅力をどう引き出せるかが楽しみです。

『月とキャベツ』に続く群馬での撮影で今回撮る風景は?

今回は群馬のあらゆるところ、住宅街や田んぼや空き地といったとりとめのない空間での撮影になります。そのとりとめのない風景を乾いた面白さとして捉えたいと思っています。

映画『影踏み』(東京テアトル 配給)は2019年11月より全国公開

映画『影踏み』あらすじ

真壁修一は深夜に忍び込んで泥棒を働く「ノビ師」。彼には15年前母親が起こした無理心中で死んでしまった双子の弟・啓二がずっと棲み付いている。双子で一人の女(ヒロイン・久子)を愛してしまったゆえに歪んだ関係を保ち続ける二人。そんな修一に幼馴染の刑事の変死、久子に迫るストーカーと事件がふりかかる。ある時は憎み、ある時は愛した兄弟への思いを軸に久子との恋、また謎の女・葉子の存在が絡み事件は思わぬ方向に進んでいく・・。

映画『影踏み』特報


©2019 「影踏み」製作委員会

2018年03月23日 掲載
2019年05月29日 更新[特報映像|公式サイト|公開表記]

映画『影踏み』公式サイト kagefumi-movie.jp
影踏み (祥伝社文庫)をAmazonで購入する
佐藤浩市『起終点駅 ターミナル』本田翼を叱責…今の若者を学ぶ?!

モバイルバージョンを終了