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阿部寛『のみとり侍』初日にシャンパンの祝杯!

昼下がりのパーティ!映画『のみとり侍』ご一行

昼下がりのパーティ!

阿部寛『のみとり侍』初日にシャンパンの祝杯!

俳優の阿部寛が主演する映画『のみとり侍』の初日舞台挨拶に出席し、ヒット祈願と公開を祝してシャンパンタワーを実施。寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、松重豊、そして鶴橋康夫監督と美酒を味わい笑顔を見せた。

左から鶴橋康夫監督、斎藤工、豊川悦司、阿部寛、寺島しのぶ、松重豊

本作は、小松重男著の時代小説がベース。江戸時代のサービス業をテーマにしており、藩主の命により猫のノミ取を命じられた侍の生き様を捉えていく。この稼業には、実は「女性への奉仕」という裏の側面があり、際どい描写もあるために映倫では「R15」指定となった。

阿部は「R15ですが、高校生は観られます! 劇場で大笑いしてもらえるちょっとエッチな映画です」と解説。そして濡れ場に言及。「僕の一番緊張したシーンは山村紅葉さんとの共演シーンです。あのシーンでは、つま先までピン!としていて、見ていただければ分かりますけど僕は芝居を忘れているようです(笑)」と明かし、観客の笑いを誘う。

そのシーンの「面白さはずば抜けているし、実際に観てすごいなと思った」と語るのは豊川。京都の太秦で行った撮影を振り返り、「撮影所全体が騒然となっておりまして「火事でもあったんじゃないか?」と思うくらい。スタッフがあれだけ喜んだシーンは、僕はなかなか体験したことがなかった」として、太鼓判を押した。

シャンパンタワーで祝杯をあげる!

すると、斎藤は「濡れ場のシーンも素晴らしくて、そこは世の男性の教科書になると思いますし、女性はどう捉えるのか気になります」と続けつつ、個人的に好きなシーンについて「僕はなんといっても「うどん粉」。いまだかつて日本や世界で、これだけうどん粉がフィーチャーされた映画はないと思っています! うどん粉を用いた物語展開に感動しました。これは「うどん粉ムービー」じゃないかと(笑)」とユーモアを交えて言い放った。なお、本作出演について「このお三方(阿部、豊川、松重)を見上げていました。役者の先輩・大先輩として指針となる方々なのでとても幸せでした」と語り、また初の鶴橋組への参加は「こんなにも(役者を)想って下さる監督とお仕事できたことが改めて自分の財産になりました!」と大事な思いも述べていた。

そして、松重は「僕は、豊川さんが馬に蹴られる前にいかがわしい格好で身を潜めている姿の色っぽさに注目してもらいたい。必見!」なのだと力説。各自それぞれに見どころや好きなシーンがありトークは尽きない様子。

なお、鶴橋組常連の寺島は「(女優として)監督の為だったらなんとかしたいですし、(鶴橋作品に)出させていただきたいですし監督の要望に応えたいと思っています。鶴橋監督はそういう不思議な魔力を持っている方です」と監督の魅力を、観客に伝えた。

そんな鶴橋監督は、本作について「満足です。僕の誇りです!」と断言。さらに「これが遺作になってもいい」との思いがあることも語った。けれども心配は無用!このあとに「次の企画を彼らのために書きましたので、またよろしくお願いします」と素晴らしいキャストたちに向けて次回作があることを述べ、出演のラブコールを送っていた。

映画『のみとり侍』(東宝 配給)は2018年5月18日[金]より全国公開
©2018「のみとり侍」製作委員会

映画『のみとり侍』公式サイト http://nomitori.jp/
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