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ニコラス・ケイジ『マッド・ダディ』は「一番気に入っている作品」

俳優ニコラス・ケイジが、主演映画『マッド・ダディ』(原題 MAM AND DAD )について、「ここ十数年の出演作で、一番気に入っている作品」だと話す。

ニコラス・ケイジ
© 2017 Mom & Dad Productions, LLC

同作は、映画『アドレナリン』『ゴースト・ライダー』のブライアン・テイラー監督との再タッグで贈る殺意に突き動かされてゆく親の姿を捉えた狂気のスリラー映画。

ある日突然世の中の親たちが自分の子どもにだけ殺意を向け襲い始める、という衝撃的な物語の中、ニコラス演じるブレントもまた愛する我が子を殺害するためにノンストップで暴れまわるのだ。

今年の春ごろには、「あと3~4年で俳優業から離れるつもり」と意向を公にしているニコラス・ケイジ。園子温監督作『Prisoners of the Ghostland(原題)』への出演は決めたようですが、その後としては監督・製作業を考えているとかいないとか。テイラー監督との仕事で次なるステップに踏み出す準備という感じなのでしょうか。

それはともかく、この『マッド・ダディ』でニコラス・ケイジは、覚醒前の耐える父と覚醒後の暴れる父を嬉々として熱演。これには実は、スティーヴン・キング原作の映画『シャイニング』の「ジャック・ニコルソンの演技の大ファンなんだよ!」という役づくりのベースがあるそう。そんな彼の怪演を見逃さないで!

映画『マッド・ダディ』(クロックワークス 配給)は2018年6月23日[土]より シネマート新宿ほか全国公開
© 2017 Mom & Dad Productions, LLC

映画『マッド・ダディ』あらすじ

それはブレント(ニコラス・ケイジ)にとっていつもと変わらない朝だった。いつもと変わらない日常。若い頃に思い描いていたのとは全く違う冴えない日常だけど、結婚して十数年、2人の子供にも恵まれ「幸せなんだ、コレでいいんだ」と自分に言い聞かせて暮らしている。いつものように会社へ行きダラダラと仕事をこなしていたが、その日のテレビはいつもと違っていた。親が実の子供を殺害したという陰惨なニュースがひっきりなしに報じられているのだ。国中がパニック状態に陥る中、愛する子どもたちの身を案じるブレントは、仕事を早退して帰宅。良かった、子供たちは無事だ。しかし、愛しい我が子の顔を見た瞬間、彼の中で何かがはじけ飛ぶ。この子たちを殺さなければ!!ブレントは正体不明の殺意に突き動かされてゆく! (2017年/アメリカ映画/カラー/シネマスコープ/デジタル上映/英語/ドルビーSRD/85分 字幕翻訳 高橋彩)
監督・脚本 ブライアン・テイラー |出演 ニコラス・ケイジ、セルマ・ブレア、アン・ウィンターズ、ザカリー・アーサー、ランス・ヘンリクセン、オリヴィア・クロチッチア

映画『マッド・ダディ』“父の日”特別映像


© 2017 Mom & Dad Productions, LLC

映画『マッド・ダディ』公式サイト http://world-extreme-cinema.com/maddaddy/
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