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篠原涼子×広瀬すず『SUNNY』撮影を振り返る

青春音楽映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』のキャストたち、篠原涼子、広瀬すずをはじめ、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、そして大根仁監督が恵比寿 ザ・ガーデンルームにて開催された完成披露試写会に出席し、同作について振り返った。本作のオリジナルは韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』、その設定を90年代の東京を舞台に翻案した。

後列左から田辺桃子、山本舞香、池田エライザ、野田美桜、富田望生、大根仁監督
前列左から、ともさかりえ、板谷由夏、篠原涼子、広瀬すず、小池栄子、渡辺直美

大根監督は「こんなにいっぱい女優が出る映画を撮れるのは多分最初で最後になると思います!」と謙遜しつつ、絶対的な自信をにじませたのは配役。90年代に高校生として「SUNNY」メンバーを演じたキャストと、成長し現代を生きるキャストの組み合わせは話題だ。そして「キャスティング案を出したときの周りのプロデューサーの反応はどちらかといえば「似てない」でしたけど、映画が出来上がってみたら「同一人物に見える!」と言われましたね(笑)。会場の皆さんは映画をご覧になる前なので、今は半信半疑でしょうけれど映画を観れば正しいと分かってもらえると思います」と説明。

まずはコギャルを演じた広瀬が「撮影現場に入るとまず脱ぎやすい格好に着替えて、全身(の肌)を黒く塗りました。塗ってもらっている間に眉毛を抜いている人もいました。そのために現場に早く行きました」と振り返る。山本は「大根さんが怖かったです。鬼だった…。」とポツリ。すると大根監督は「高校生チームを演出するときは演劇部の鬼顧問のようにしていました。当時のコギャルのしゃべりのテンションやスピードはなかなかわからないので、それに慣れさせるために何回も繰り返しました」と”鬼っぷり”を認め、それぞれ狙いがあってのことと釈明した。

一方、「大人チームは放っておいても賑やかな状態なので、逆に「もうちょと静かにしてください」と言うこともあった」そう。さらに渡辺が「現場ではだいぶ盛り上がって、丸一日かけて歌ったんです!」と渾身のカラオケシーンに言及。けれども「私が観た限りだと(当該シーンが本編に)見当たらない!」として本編ではカットされたことを明かす。大根監督は「全部カットしました! 何かが違った・・・。僕が悪いわけでもない・・・」とモジモジ。「でも、あのおかげでグッと距離が縮まりました」と渡辺はフォローし、さらに大人キャストはあっけらかんと笑い飛ばす、男前?!な対応をみせた。

最後に篠原は「(映画を観た)皆さんにワクワクしていただきたいと思っています。本当に凄い作品を、みんなで力合わせてつくりました。楽しんでご覧ください」とメッセージを寄せた。

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(東宝配給)は2018年8月31日より全国公開

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』公式サイトhttp://sunny-movie.jp/
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