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女優賞と銀獅子賞W受賞!『女王陛下のお気に入り』第75回ヴェネツィア国際映画祭

女優のオリヴィア・コールマンが、ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『女王陛下のお気に入り』(原題 THE FAVOURITE )で主人公アン女王を演じ、第75回ヴェネツィア国際映画祭の女優賞と銀獅子賞(審査員大賞)のW受賞した。

主人公アン女王を演じたオリヴィア・コールマン
©2018 Twentieth Century Fox

映画祭2日目にワールドプレミアとして上映され、映画祭冒頭より大きな称賛を集めた同作は、映画評を掲載した23のメディアが全て大絶賛! 美しい宮廷を舞台に巻き起こる、三人の女たちの複雑な関係性を、豪奢なセットと美術品のように美しい衣裳とともに華麗に描きだす。

舞台は美しい宮廷
©2018 Twentieth Century Fox

貴族への返り咲きを狙う女官アビゲイルには、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞(R)主演女優賞を受賞し、最新作『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』でも肉体改造し、実在するテニスの女王を演じて新境地を開いたエマ・ストーン、女王の幼なじみで親友のレディ・サラには同じくオスカー女優のレイチェル・ワイズという、ランティモス監督が信頼を寄せる実力派三女優が集結。

監督のヨルゴス・ランティモスは、映画『ロブスター』でカンヌ国際映画祭 審査員賞、映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』でカンヌ国際映画祭 脚本賞を受賞した、今最も注目されるギリシャの鬼才監督だ。

映画『女王陛下のお気に入り』(20世紀フォックス映画 配給)は2019年2月より全国公開

映画『女王陛下のお気に入り』あらすじ

18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。(2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画)

映画『女王陛下のお気に入り』予告編


©2018 Twentieth Century Fox

2018年9月09日 掲載
2018年9月13日 更新[邦題|予告編]

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