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ジェームズ・ワン「『死霊館のシスター』でヴァラクを主人公にした理由は?」

映画『死霊館のシスター』(原題 The Nun )

はじまり、はじまり… ©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

累計1,350億円を超える大ヒットの『死霊館』シリーズ。その第一作の『死霊館』を手がけ、最新作『死霊館のシスター』(原題 The Nun )では製作に名を連ねるジェームズ・ワンが、悪魔のシスターである「ヴァラク[Valak]を主人公にした理由は?」との問いにインタビューで答えた。

シスター見習いのアイリーン(タイッサ・ファーミガ)
©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

全米で公開されるやいなや、過去の「死霊館」シリーズの中でもダントツのオープニング成績を収め、華々しいスタートを切った、最恐にして最強な映画『死霊館のシスター』(コリン・ハーディ監督)。最新作では、『死霊館』『死霊館 エンフィールド事件』『アナベル 死霊館の人形』『アナベル 死霊人形の誕生』といった「すべての恐怖の始まり」を描く。

1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。不可解な点が多いこの事件の真相を探るため、教会はバーク神父(デミアン・ビチル)とシスター見習いのアイリーン(タイッサ・ファーミガ)を修道院へ派遣する。

バーク神父(デミアン・ビチル)
©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

ヴァラクが主人公になったきっかけ

ジェームズ・ワン 『死霊館 エンフィールド事件』のときに悪魔のシスターに人気が集まった。だから自然にそのシスターを主人公にした物語ができたんだ。彼女はどこから来たのか?その起源を探る旅が始まった。そして彼女はどこに向かって行くのか?

舞台設定について

ジェームズ・ワン 『死霊館のシスター』にはとても違う雰囲気がある中世に遡る舞台設定。そして1950年代の東ヨーロッパ。それだけじゃない。この物語は不気味な修道院で起こる東欧とその時代の独特な雰囲気、中世を舞台にしたこれまでのホラー映画にはなかった作品だと思う。ワクワクする、長い間観なかったハマー社やイタリアのホラー映画のようだ。

これまでのシリーズ5作品を振り返って

ジェームズ・ワン 『死霊館』ユニバースの世界はとても自然な形で膨らんできたと思う。無理にそうしようとしたわけではないんだ。ただ僕自身がこのジャンルのファンとしていろいろな物語を見たいと思った。

映画『死霊館のシスター』は全国87館で公開し、公開3日間で観客動員30,463人、興行収入45,273,100円を記録。シリーズ初の1億円超えが確実となる出だしを切った。

SNSでは悪魔のシスターヴァラクについて「最恐すぎ!」「寿命が縮みました」「本気を出したヴァラク半端ないって!!」と恐怖に震えあがるツイートが並び、『死霊館」シリーズのファンからも「シリーズと見事に繋がった瞬間鳥肌が立った」などの絶賛の声が上がっている。

映画『死霊館のシスター』(ワーナー・ブラザース映画 配給)は2018年9月21日[金]より新宿ピカデリーほか全国公開
©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

ジェームズ・ワン監督 ©Julie MINAMI

#ジェームズ・ワン監督が初来日したのは、映画『ソウ』が日本公開された2004年のこと。マスコミ向けの披露試写会ではティーチインも実施されました。当時の初々しい物言い(良い意味です)が今も印象に残っています。

映画『死霊館のシスター』(原題 The Nun )作品情報
『死霊館』作品情報・予告編
『アナベル 死霊人形の誕生』作品情報・予告編

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