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斬新な手法!映画『search/サーチ』JK失踪事件の捜査がPC画面映像で展開

映画『search/サーチ』

映画『search/サーチ』はサンダンス映画祭2018観客賞を受賞したサスペンス・スリラー。忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット、そして行方不明事件として警察の捜査が始まる。(原題 Searching )

100%全てPC画面の映像で展開する映像表現が話題!

『スター・トレック』シリーズのスールー役で人気の俳優ジョン・チョーが、愛する娘の行方を必死で追う父親デビッド役で主演。監督はGoogle Glassだけで撮影した“Seeds”というYouTube動画がネットでセンセーションを巻き起こし、映画界へのチャンスをつかんだ27歳のインド系アメリカ人アニーシュ・チャガンティ。本作が彼の劇場用映画デビューとなる。

ロシア映画『ナイトウォッチ』で最先端の映像技術を用いた手法で全世界を震撼させ、アンジェリーナ・ジョリーを起用したハリウッド監督デビュー作『ウォンテッド』を世界的ヒットに導いたティムール・ベクマンベトフが新しく提唱する映像表現「スクリーン・ライフ」により映し出したシーン映像が解禁された。

この「スクリーン・ライフ」というのはPC画面上にどんなウィンドウが開いているか、カーソルがどう動くか、キーボードをどう叩くか、一度入力してからどれくらいの秒数で削除するか、といったことを見るだけで、その人の意思や心配事、愛情、友情、懐かしい思い出などコミュニケーションを含めた人生の全てをデバイス上の動きだけで映像表現する方法。

「今、どこだ?」「勉強会」「誰の家で?」「生物のクラスの子」「いつ帰る?」「遅くなるかも」‥心配性の親と、それを理解しつつも、答えることが少し面倒な娘。「行かなきゃ」…父のいつもの小言が始まる前に早く切り上げたい娘は、有無を言わさずFaceTimeをオフにするが、娘のことが気がかりな父は、その後もいくつかのテキストメッセージを送る。そして最後に「お前を誇りに思ってる」と入力、その後3年前に病気で亡くした母親について「ママもそう思うはずだよ」と書き込もうとするが、少し考えてから削除する。

一見、よくある親子の会話だが、本作ではその感情の動きを全て「スクリーン・ライフ」で表現。「マウスが動く方向や速度に到るまでその人物を表現するためのあらゆる感情の動きを脚本に落とし込んだため、そのボリュームは通常の25倍にもなった」とアニーシュ・チャガンティ監督は述べている。

8月24日からNY、LAなど9館で限定公開がスタートし、1館あたりの興行成績は$40,000と公開作品中No.1の大ヒットとなり、次週8月31日からは全米1,100館規模での拡大公開が始まり、さらなるヒットが期待される。

映画『search/サーチ』(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 配給)は2018年10月26日[金]より全国公開

映画『search/サーチ』あらすじ

16歳の女子高生マーゴットがある日忽然と姿を消した。警察は行方不明事件として捜査する。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター・・・。そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿があった!(2018年/アメリカ映画/英語/102分)
監督 アニーシュ・チャガンティ 製作 ティムール・ベクマンベトフ 脚本 アニーシュ・チャガンティ&セブ・オハニアン | 出演 ジョン・チョー、デブラ・メッシング、ジョセフ・リー、ミシェル・ラー

映画『search/サーチ』予告編・本編映像

映画『search/サーチ』公式サイト http://search-movie.jp

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