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TAKAHIRO、隠岐島に凱旋!「いち早く“僕会い”をお届けしたい」

TAKAHIRO(EXILE)が主演映画『僕に、会いたかった』(略称:僕会い)のロケ地である島根県隠岐島に凱旋。「撮影中から全面的に協力してくださった島の皆さんにいち早くお届けしたいと思っていた」と語り、同作の上映会を行った。TAKAHIROをはじめ松坂慶子、秋山真太郎、錦織良成監督が顔を揃えた。

左から秋山真太郎、TAKAHIRO、松坂慶子、錦織良成監督
©2019「僕に、会いたかった」製作委員会

本作は、島根県隠岐の島の壮大な自然を舞台に、家族との「今」を大切にしたくなる、絆と再生を描いた感動の人間ドラマ。

日本の音楽シーンをリードするダンス&ヴォーカルグループ「EXILE」のヴォーカルとして確固たる人気を誇り、俳優としても活躍するTAKAHIROが、満を持して長編映画で単独主演をはたした。

記憶喪失の漁師を演じたTAKAHIROは、「いつか錦織監督とご一緒したいと思っていたのでとても光栄でした。台詞が少なかったので、細かい所作に“池田徹”という男の人生を感じ取ってもらえるよう気を付けました」と振り返り、そして「本当に難しい役どころだったのですが、経験として何事にも代えがたいことをさせて頂いたからこそ表現者としてターニングポイントになった作品かなと思います」と自身をにじませた。

TAKAHIROと小市慢太郎
©2019「僕に、会いたかった」製作委員会

錦織監督が、漁師役という設定について「最初は学校の教師というのを考えていたんですけど、漁師という役のほうが島の力強さを出せるんじゃないかと思いました。それから島留学で来ている子供たちと記憶喪失の徹、悩んでいる・迷っているというところをリンクさせたら面白いのでは、と」という説明をすれば、TAKAHIROは「島で生活をしながらとけ込む日々が、島の漁師を演じるにあたってはとても助かりましたし、なんでもないように見えるシーンが実はとても深いところにつながっていてヒントがちりばめられているんです!」と力説。

そして、徹の母親役を演じた松坂は「(徹は)素朴な、母親思いの心優しい息子ですね。TAKAHIROさんはとっても感受性豊かな方で、涙もろいんですよね」と打ち明ける。すると、TAKAHIROは「松坂さんが不思議なパワーをもっていらっしゃるんです。みなさんご存じの通り大女優さんなので最初はとても緊張しながらご挨拶をさせていただいたのですが、全てを包み込むような優しさと笑顔で接してくださって。まるで何年も育ててもらっているような感覚になれる。お芝居の上でもひっぱっていただきました。短い期間ながら息子として過ごせたことを光栄に思います。松坂さんのやさしさに触れるたびに涙腺が緩むというか。泣くべきシーンじゃないのにどうしても涙が出てしまうので、リハーサルで泣くだけ泣いて涙を枯らして本番に向かう、そんな手法を取らせていただきました(笑)」と語り、照れ笑いを浮かべた。

食事シーン
©2019「僕に、会いたかった」製作委員会

隠岐島での3週間に及ぶ撮影の中でも「食」について。錦織監督が「消えもの(劇中で出される食事)って普通は役者さんは残しますよね。TAKAHIROさんは完食してましたからね!」と暴露すれば、TAKAHIROは「個人的に、家でお母さんに作ってもらったごはんを食べるシーンが印象的ですが、不思議と松坂慶子さんにご飯を出されると何倍もおいしくなる!(笑)ただのお米も松坂さんが出してくださると全部のお米が立っているし、普通のお味噌汁でも松坂慶子さんが出してくださると黄金の味噌汁になるんです!」と笑顔で呼応。すると、松坂が「なんていい息子なんでしょう(笑)。こんな風に和やかな撮影現場でしたね」と、この日のイベントでも抜群のチームワークを見せていた。

映画『僕に、会いたかった』(LDH PICTURES 配給)は2019年5月10日[金]よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
©2019「僕に、会いたかった」製作委員会

映画『僕に、会いたかった』あらすじ

ある事故をきっかけにして、記憶を失った男・徹。その後の日々を優しく見守る、母と島の人々。本島から島へ来る留学生たちとの触れ合いの中で、徹の記憶は蘇るのか? 島の愛は、人の心を救えるのだろうか?
(2019年/日本/カラー/5.1ch/シネマスコープ/96分)

映画『僕に、会いたかった』本編映像


©2019「僕に、会いたかった」製作委員会

左から秋山真太郎、TAKAHIRO、松坂慶子、錦織良成監督

映画『僕に、会いたかった』公式サイトhttps://bokuai.jp/
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