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2019年6月オススメ映画

2019年6月オススメ映画

本音でつぶやく「月一オススメ映画」シリーズです。

6月は“父の日”があるので、シネママニエラのイチ推しは…
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』です!

坂口健太郎と吉田鋼太郎©2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会 ©マイディー/スクウェア・エニックス

〓 6月7日

アラジン(原題 Aladdin )

ガイ・リッチー監督により、映画史に残るディズニーの名作アニメーション映画『アラジン』を実写映画化。
ランプの魔人ジーニー役の俳優ウィル・スミスが冒頭で歌う楽曲「アラビアン・ナイト」のパワフルな歌声と、ディティールに凝ったアグラバー(Agrabah)の街に引き込まれていく。劇中歌「スピーチレス~心の声」も現代の世情にマッチしている。

町田くんの世界

石井裕也監督が、安藤ゆき著「町田くんの世界」を映画化。人を愛する才能がズバ抜けてた町田くんを捉えた、驚天動地のドラマ。
オーディションで演技経験ほぼゼロの細田佳央太と関水渚の二人を大抜擢しているが、この青春映画にはふさわしかったと思う。素直に監督の思いを体現していた。それに誰が主演でもおかしくない豪華俳優陣が彼らを見守るように配置されており、見応え十分。

〓 6月21日

X-MEN:ダーク・フェニックス(原題 Dark Phoenix )

特殊能力を有するミュータント集団『X-MEN』のシリーズで、最大の闇とされるソフィー・ターナー演じるジーン・グレイ/ダーク・フェニックスの選択を描く。監督は、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』で共同脚本、『X-MEN ファースト・ジェネレーション』から製作担当のサイモン・キンバーグ。
公式のキャラクター図鑑などを鑑賞前にチェックしておくといいかも。毎度ながらミュータント集団『X-MEN』の苦悩が新たな形で浮上。当然、各自の思いはあるわけで…。個人的にはジーン・グレイ役で女優ファムケ・ヤンセンを認知したわけで、本作鑑賞後にこの展開どうなるの?と疑問を抱き、調べました。なるほど!

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

ずっとすれ違ってきた父子が、ファイナルファンタジーのオンラインゲームの世界を共に旅する様子を描く感動作。主人公・アキオ役に坂口健太郎、父親役に吉田鋼太郎、アキオの妹・美樹(みき)役に山本舞香、アキオの母親役に財前直見。
書籍化、ドラマ化もされていたようだが、不勉強ながら本作で知った物語。笑いと涙の配分バランスがすごく良くて見やすかった。オンラインゲームを介するため万人に使える交流手段ではないけれど、それぞれ何かしら思い出があるだろうし、人と人とのコミュニケーションのポイントがきちんと描かれていた。

きみと、波にのれたら

映画『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』湯浅政明督が、消防士の青年・港と大学生・ひな子との運命的な恋を描く、オリジナル劇場アニメーション。片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎が声を担当した。
湯浅監督ののびのびした表現が好き! 本作はサーフィンが橋渡しする恋物語として“出会いと別れ”濃密なドラマを楽しんだ。声の4人にも好印象を抱いた。GENERATIONS from EXILE TRIBEによる本作の主題歌「Brand New Story」は予想外に印象に残るし、だからこそ、この物語を彩っている。

港とひな子、映画『きみと、波にのれたら』 より
©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

〓 6月28日

神と共に 第二章:因と縁

韓国の人気ウェブコミックの実写化に、キム・ヨンファ監督のもとに多彩な豪華キャストが集結。前作『神と共に 第一章:罪と罰』で殉死を遂げた消防士の裁判からつながる展開になっている。
第一章とは異なるスタイルで進むのがいい。特に消防士の弟のキャラ変がツボ。疑問に思った点が明らかになりすっきり。閻魔大王の秘密を最後まで残したのもいい。日本で公開されるかは不明だけど、第三章も確実にありそう=製作されそうor製作する気が感じられた。

ハッピー・デス・デイ(原題 Happy Death Day )
ゲット・アウト』『スプリット』『ハロウィン』のプロデューサーによるタイムループホラー。こちらは続編『ハッピー・デス・デイ 2U』(7月12日公開)あり。
ループものは視点を変えた別角度とかの描写が割と苦手なのだが、本作は進行するのでイライラとは無縁。劇中のとあるフレーズが人生最後の表現に見えていたのだが、見終えたときは残りの人生のはじめの一日として前向きに捉えられるようになっていた。続編とあわせての鑑賞をおすすめします!

新聞記者

藤井道人監督による、国家権力と報道メディアをテーマとする社会派エンタテインメント作品。
こういう作品がエンタメとして普通に作れる国であってほしい。物語の前提条件が妙にリアルに感じられるが、密会のあたりから明らかにフィクションとして展開していくように感じた。最終的に考えさせられたし、このような日本にならないことを願った。日々、自身で考えておかないとチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られますよ~。

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X-MEN:ダーク・フェニックス(原題 Dark Phoenix ) – 映画予告編
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画像たっぷり!『きみと、波にのれたら』ストーリー
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