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マット・デイモン「奇跡の大逆転の物語だ」

マット・デイモン「奇跡の大逆転の物語だ」

マット・デイモンとクリスチャン・ベイルが初共演し主演する、実話ベースの映画『フォードvsフェラーリ』のロサンゼルスプレミアが現地時間11月4日に開催された。マット・デイモンは「素晴らしい奇跡の大逆転の物語だと思ったんだ。また、これまで聞いたことがないストーリーだった」と述べた。

左からジェームズ・マンゴールド監督、マット・デイモン、クリスチャン・ベイル

本作は、歴史を変えた、ふたりの男の熱い友情と、不可能に挑戦していく姿を描いた奇跡の大逆転の物語。フォード・モーター社の使命を受けて、四輪耐久レース「ル・マン」勝利を目指す、カー・エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)は、破天荒だが優秀なレーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。

イベント会場には、劇中にも登場する歴史を作った名車たち(フォードGT40 MKⅡ、フェラーリ330P4など)が展示された会場はサーキットにいるかのような臨場感に包まれた。

L.A.プレミア にて
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

レッドカーペットに本作のメガホンをとったジェームズ・マンゴールド監督、フォード社の社長でル・マン24時間レースでの打倒フェラーリを誓うヘンリー・フォード2世を演じるトレイシー・レッツ、フォード社の重役でシェルビーにレースカー開発を依頼するリー・アイアコッカ役のジョン・バーンサル、シェルビーとマイルズに嫌がらせを繰り返すフォード社副社長のレオ・ビーブ役のジョシュ・ルーカス、一流レーサーである父ケン・マイルズを心か慕う息子ピーター・マイルズを演じたノア・ジュプらが登場しファンの声援を受けながら世界中から集まったメディアの取材に応じた。

最後に満を持して登場したのは、敏腕レーサーとして名を馳せるが病気が原因でレーサーの道を絶たれ、カー・デザイナーとして返り咲くキャロル・シェルビーを演じたマット・デイモン、レーサーとしての腕前は超一流にも関わらず極端に怒りっぽく気性の荒い伝説のレーサー/ケン・マイルズを演じたクリスチャン・ベイルが、なんと劇中に登場する名車を自ら運転して颯爽と登場! その表情は自信に満ち溢れていた。

クリスチャン・ベイル、ご満悦のこの表情

マット・デイモンは「素晴らしい奇跡の大逆転の物語だと思ったんだ。また、これまで聞いたことがないストーリーだった。観客がとても気に入ってくれるといいなと願っているよ。僕らはもちろん、映画の出来にとてもハッピーだよ。」と本作に対する自信を語り、監督のジェームズ・マンゴールドは「世界でもっとも偉大な2人の俳優だよ。そして、彼ら2人の間には素晴らしい相性があった。多くの意味で、マットは、ものすごく禅的で、すごくさりげない。クリスチャンは、もっと爆竹みたいなんだ。だから2人の間にはたくさん火花が散る。とても素晴らしかったよ」と名優たちの仕事ぶりに賛辞を送り、また一つ歴史が動くことを予感させた。

映画『フォードvsフェラーリ』(ウォルト・ディズニー・ジャパン 配給)は2020年1月10日[金]より全国公開
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

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