神木隆之介主演×池井戸潤原作「鉄の骨」ドラマ化！

シネママニエラ編集部

4年前

ベストセラー作家・池井戸潤著「鉄の骨」を俳優の神木隆之介主演でWOWOWがドラマ化し、２０２０年４月より放映することがわかった。神木にとって池井戸原作ドラマは初となり、「大変光栄に思っています。この小説のファンの方にも、少しでも認めてもらえるよう、精一杯頑張ります」などとメッセージを寄せた。

本作は、中堅建築会社の若手社員の奮闘する姿と共に「談合」は“必要悪”かをテーマに迫力のある人物描写で描く。池井戸作品がまだ連続ドラマ化されていなかった２００９年、WOWOWは「連続ドラマＷ空飛ぶタイヤ」（全５話）を映像化し、その年のドラマ賞を席巻。そして、「連続ドラマＷ下町ロケット」（全５話）、「連続ドラマＷ株価暴落」（全５話）、「連続ドラマＷアキラとあきら」（全９話）など、数々の池井戸潤原作ドラマを世に送り出してきた.

主人公の富島平太役を演じるのは、２０年以上のキャリアを持つ若手実力派俳優・神木隆之介。神木が池井戸原作ドラマに登場するのは初となる。

神木隆之介さん（富島平太役）

Q:初の池井戸潤、原作ドラマで主演を演じられることについて

神木隆之介：まず、あの池井戸潤さん作品に出させて頂くことを大変光栄に思っています。「鉄の骨」は、とても人気のある作品で、ファンの方もたくさんいらっしゃると思うので、プレッシャーを感じていますが、それと同時に、どんなドラマになるのか今からとても楽しみです！

Q:脚本を読まれた際の印象

神木隆之介：建築業界の専門用語も多かったので、少し難しい印象も受けましたが、とても面白かったです！会社組織の中で働いた経験のない僕からしたら、色々なしがらみや圧力、それぞれの正義があったりと、社会で働いている方々は本当に大変なんだな・・・と思いました。

Q:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

神木隆之介：社会の中で戦う主人公を、繊細かつ時に刃の様な鋭さを持って、演じられたらいいなと思っています。この小説のファンの方にも、少しでも認めてもらえるよう、精一杯頑張りますので、ぜひ見てください！

池井戸潤さん（原作者）

今からちょうど１０年前に「空飛ぶタイヤ」が“連続ドラマＷ”で僕の初の映像化作品となりました。そして今回、奇しくも１０年前に刊行した「鉄の骨」をドラマ化いただけることに運命を感じると共に大変嬉しく思います。出演者の皆さんの迫真の演技に期待しています。

「連続ドラマＷ鉄の骨」あらすじ

中堅建設会社入社4年目の若手社員富島平太は、不器用ながらも建設現場を愛する実直な男。そんな平太が、ある日突然、畑違いの「業務部」へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当する、「談合部」と揶揄される部署だった。くたびれた顔の部長や、粗野で男くさい先輩、泰然自若とした女先輩、切れ者で腹の底が見えない常務らと共に、2,000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深めていく中で、欲望やしがらみを目の当たりにする。

「連続ドラマＷ 鉄の骨」あらすじ

「連続ドラマＷ鉄の骨」あらすじ