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キャシー・ベイツ『リチャード・ジュエル』息子の無実を訴え会見

キャシー・ベイツ『リチャード・ジュエル』息子の無実を訴え会見

クリント・イーストウッド監督がアトランタ・オリンピック開催中の爆破テロ事件の実話を基に映画化した『リチャード・ジュエル』(原題 Richard Jewell )の本編映像が到着。母ボビが息子の無実を訴える涙の会見シーンは、もらい泣き必至!

母ボビ・ジュエル(キャシー・ベイツ)涙の会見
© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

爆弾の第一発見者リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は数多くの命を救い一躍ヒーローになったが、数日後、FBIが第一容疑者として捜査していると地元メディアに実名報道されるや状況は一転。情報はたちまち拡散し、名誉もプライバシーも奪われてしまう。リチャードの窮地に、無謀な弁護士のワトソンが立ち上がる。だが、ふたりの前にはFBIによる徹底的な捜査、そしてスクーブを狙うメディアリンチの罠が待ち受けていた。今、リチャードとワトソンが、巨大権力に向かって反撃を開始する。

クリント・イーストウッド監督とリチャード・ジュエルの実母ボビ・ジュエル
© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

数多くのビデオカメラとシャッター音が待ち受ける中、弁護士のワトソンに導かれて母ボビが登壇する。背後にはアメリカを象徴する星条旗がある。眼鏡をかけた母ボビは、緊張した面持ちで会見場の記者たちを見つめると、ゆっくりと話し始める。傍らで弁護士のワトソンが母を慈しむように見つめている。

キャシー・ベイツが演じるボビ・ジュエルと息子のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)
© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

私はボビ・ジュエル。ほぼ4週間前に100人以上の方々が負傷し、2人が命を失いました。記念公園での爆弾によるものです。犠牲者の方々とご家族を思うと心が痛みます。

アトランタ市民として爆破事件の被害者に対する哀悼の意を表したボビは、記者たちを見つめてながら、言葉を続けていく。

つらくてたまりません。皆さんは私たちの日々を想像できないでしょう。メディアは私の息子について、事件の犯人だと表現しました。平和を踏みにじりました。

手段を問わない強引なFBI
© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

会見場には「リチャードが容疑者」だと実名報道した女性記者キャシーの姿ある。目に涙を浮かべたボビが話を続ける。

我々からプライバシーを奪い、FBIも息子のすべてを追い、私の家を絶えず監視しています。なぜですか?息子は…、息子は無実です。

映画『リチャード・ジュエル』(ワーナー・ブラザース映画配給)は2020年1月17日[金]より全国公開
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映画『リチャード・ジュエル』本編映像


© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

映画『リチャード・ジュエル』公式サイトwwws.warnerbros.co.jp/richard-jewelljp
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