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『無頼』井筒和幸「8年ぶりの監督作品がついに完成しました」

『無頼』井筒和幸「8年ぶりの監督作品がついに完成しました」

「井筒和幸です。8年ぶりの監督作品がついに完成しました。総勢400余名の俳優たちが演じる社会のはみ出し者たち、あぶれ者たちを通して、戦後の日本の姿を撮り上げました。タイトルは『無頼』です。これは監督としての集大成になります。5月の劇場公開まで今しばらくお待ちくださいませ!」

松本利夫(EXILE)
© 2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム

映画『パッチギ!』『黄金を抱いて翔べ』などデビュー作以来、社会のあぶれ者・はみ出し者を冷徹かつ共感に満ちた視線で描き続けてきた井筒監督。

本作の主題歌「春夏秋冬~無頼バージョン」を担当した泉谷しげるは、同作について語る。
「今回、8年ぶりの井筒監督の作品で、主題歌と予告編ナレーションを担当しました泉谷しげるです。予告編を見ただけで面白かったですね。何がいいかというと、昭和の色ですかね。それを今やっているのがいい。EXILEのMATSUがEXILEに見えないのがいい。予告編で期待しています。見に行っちゃいます。
(ナレーションの声は)我ながら、自分でいい声だなと思いました。皆さん、気がついてくれるでしょうか?
(映画の)主題歌に春夏秋冬という50年以上も前の曲が選ばれたのですけど、歌というのはどの世代、どの環境にいる人たちにもテーマとして流れるものだとしたら、それは大変幸せなことで。それがサラリーマンだろうが、普通の主婦であろうが、どんなものでも映像のバックに使っていただけるとしたら、それは大変名誉なことではないかなと思います。あんないい歌を本当に俺が作ったのか、疑問ですが(笑)井筒監督の作品に合うように新しくアレンジし直したので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います」

映画『無頼』(チッチオフィルム 配給/ラビットハウス 配給協力)は2020年5月16日[土]より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
© 2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム

映画『無頼』あらすじ・作品データ

太平洋戦争に敗れ、貧困と無秩序の中に放り出された日本。焼け跡から立ち上がった大衆は、高度経済成長のもとで所得倍増を追い、バブル崩壊まで欲望のままに生きて、昭和が去ると共に勢いを止めた。理想の時代から、夢の時代、そして虚構の時代へ──。誰もが豊かさを欲する社会の片隅で、何にも怯むことなく、たった一人で飢えや汚辱と闘い、世間のまなざしに抗い続けた“無頼の徒”がいた。やがて男は一家を構え、はみだし者たちを束ねて、命懸けの裏社会を生き抜いていく……。過ぎ去った無頼の日々が今、蘇える。正義を語るな、無頼を生きろ! (2020年/日本映画/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/146分 R+15)
監督 井筒和幸 泉谷しげる「春夏秋冬〜無頼バージョン」CDアルバム及び配信【映画「無頼」全曲集~春夏秋冬~】(ベルウッド・レコードより2020年5月発売予定)の収録曲|出演 松本利夫(EXILE) 柳ゆり菜 中村達也 ラサール石井 小木茂光 升毅 木下ほうか

映画『無頼』WEB限定井筒監督コメント映像付き予告編


© 2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム

映画『無頼』公式サイト www.buraimovie.jp
公式SNS Twitter @buraimovie
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