菅田将暉×Fukase×小栗旬『キャラクター』永井監督のこだわり語る

菅田将暉×Fukase×小栗旬『キャラクター』永井監督のこだわり語る

菅田将暉と本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase の共演も話題の映画『キャラクター』の完成会見が4月27日、グランドハイアット東京にて行われ、菅田、Fukaseをはじめ、高畑充希、中村獅童、小栗旬、永井聡監督、原案・脚本の長崎尚志氏が出席。菅田×Fukase×小栗は永井監督のこだわりを語った。

菅田将暉×Fukase×小栗旬

本作は、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた物語。もしも売れない漫画家がスケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃しその顔をキャラクター化して漫画を描いて売れてしまったとしたら? という登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯するダークエンターテインメントだ。

脚本の改稿数は20を超えたという本作。永井監督は「十年かけたことで、巧妙な脚本が書けたことがありますし、このタイミングだからこそ、このキャストが揃えられたことが一番大きいと思います。これが五年前だとスケジュール上、できなかった人たちもいると思います。いろいろな考えがあるので、まさにいいタイミングで仕上がったと思います」と胸をはる。

業界の枠を超えたコラボという点での発言が赤裸々に語られたこの日。映画界と漫画界についてのコメントがこちら。「僕がやりたいアイディアを告げると、長崎さんが「こうしたらいいんじゃない?」と編集者のように、うまく導いてくれました。脚本の書き方が普段とは違うので、それが新鮮で良かったです」(永井監督)。それに対して漫画界は、編集長さえ説得できれば作品を世に出せるが、「映画は監督はじめスタッフの方々、それに役者の方々が100パーセント力を発揮して、できるモノだとわかりました。生まれて初めて団体競技に参加した感じでとても新鮮でした」(長崎)

俳優部からは音楽界と映画界についてのコメントが!「Fukaseさんと接していると、逆に映画のいい加減な部分が浮き彫りになる感じがしました。一つ一つ丁寧に考えているんだなと…新鮮でした。今回は殺人鬼の役作りで、Fukaseさんはプライベートで包丁売り場に行き、売り場で台詞の練習をしていたというんですよ」(菅田)と驚きを隠さない。

「菅田くんといろいろなシーンを撮っていくうちに、カメラが回る時に菅田くんの呼吸がちょっと変わることに気がつきました。たわいも無い話をした後に変わるので、僕が変化に気がつけたんだと思います。呼吸で感情を作っているのかな?と思ったので、それ以降僕が歌番組で歌うときに、その歌の主人公の感情になるために、五秒六秒前から呼吸を変えたところ、すごく評判が良くなったので、すごくいいものを間近で盗むことができたなと思っています」(Fukase)と、お互いにいい意味の刺激を受けた様子がうかがえた。

左から長崎尚志、中村獅童、高畑充希、菅田将暉、Fukase、小栗旬、永井聡監督

さらに、脚本の改稿以外でも、永井監督の本作でのこだわりが明かされた。
Fukaseからは「殺人鬼役なので、殺人衝動を表現するところはすごく苦労しました。どうしても言葉にはできなくて、絵を描いて、自分の中で理解していこうと思いました。油絵を描いて、「こんな感じで役作りをしています」という軽い気持ちで、監督とプロデューサーに絵の写真を送ったところ、「それを本編で使いたいので二メートル×二メートルのサイズで書き直してくれ!」と言われました(笑)」。
小栗からは四人(菅田、Fukase、中村、小栗)の本読み一度目を終えたときに監督から「もう少しかっこいい小栗さんがいいですね」というリクエストが発せられたという。思わず菅田が「あまり言われない演出ですよね?」と語りかけ、小栗も「なかなか言われないですね。これは全力でかっこつけていいんだ!と思って、清田役は全力でかっこつけてやりました。そしたら、かっこいいんです!」と照れ笑いを浮かべて語っていた。

これには永井監督も、「「俺の小栗旬はもっとかっこいいはず!」と、本当は役の気持ちから話さないといけないんですけど、そのときは言い方が見つからなくて、「もっとかっこいい小栗旬を撮りたい!」と言いました。はい…すみません」と恐縮顔を見せて、会場の笑いを誘った。

映画『キャラクター』(東宝 配給)は2021年6月11日[金]より全国公開

映画『キャラクター』公式サイト character-movie.jp
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