明石家さんま『漁港の肉子ちゃん』大阪で初舞台挨拶!

7月1日に66歳を迎えた明石家さんまが7月4日、企画・プロデュースしたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』をひっさげ大阪のTOHOシネマズ梅田で舞台挨拶を行った。本作の企画から5年、渡辺歩監督とともに映画完成までの熱い想いを明かした。

武川智美アナウンサー、明石家さんま、渡辺歩監督
左から武川智美アナウンサー、明石家さんま、渡辺歩監督

本作は、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密が紡ぐ感動のハートフルコメディ。食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる……。

『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務め、圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃がアニメーション制作を手がけた。肉子ちゃんの声を大竹しのぶ、娘・キクコの声をCocomiが務め、人気声優の花江夏樹や下野紘、それに吉岡里帆、マツコ・デラックスらが声の出演をしている。

前夜の雨による新幹線の遅延などで、東京―大阪への移動が一時あやぶまれたが、一行は無事到着。TOHOシネマズ梅田の最大キャパを誇るスクリーン1(733席)で、客席を100パーセントいれる形で舞台挨拶を実施するのは、コロナ禍(2020年3月)にはいって以降、初めての実施となった。

また先週末にようやく土日の興行がはじまったばかりの大阪で、上映後と上映前の舞台挨拶合計約1400人を集客。さんまが、ステージにあがると大きな拍手で迎えられ、鳴り止まない拍手に、お約束の「ちゃん、ちゃ、ちゃ、ちゃん」で応じて、大阪の観客との息もぴったり。

さんまが、映画に出演したのは34年前の『いこかもどろか』(88)で、その当時は大阪での舞台挨拶を行っていなかったため、大阪で舞台挨拶を行うのは、今回初となった。

その34年前に出演した『いこかもどろか』が、渡辺監督からの提案で、ある形で『漁港の肉子ちゃん』にカメオで出ていることにも触れると、渡辺監督も「さんま師匠と大阪で舞台挨拶に登壇するなんて感無量です」と気持ちを伝えた。

さんまは、原作の権利を抑え、渡辺監督が手がけることが決まった2年前から、プロデューサーとして監督との綿密な打ち合わせを行ってきたという。

さんまのプロデューサーぶりを問われた渡辺監督は「みんなを楽しませたいという思いが強く、アフレコ収録でも隙あれば小ネタをいれようとします(笑)」と話す。また、監督がさんまの要望を120パーセント理解しており、さんまは「監督が、ここはいいドラマなのに……と残念そうにしながらも、自分のオーダーに答えてくれた」と渡辺監督がさんまの細かい要望に対応してくれたことを感謝した。

観客からのQ&Aでは、ヘアバンドをした男性が真っ先に手を挙げ、MCが「では、その鉢巻をした方、はちまきですか?あ、すみません、包帯ですかね?」というと、さんまが「ケガしてはんねや!なんで、おっさんが、ハチマキすんねん!」とツッコミ、元・明石家電子台(MBSの番組「痛快!明石家電視台」)コンビの軽妙なやりとりで、会場がさらにヒートアップ。

2つ目の質問では「ラストシーンもっとも泣けると評判の病院のシーンで“スギモト薬局”の小ネタのほうが気になってしまったとあのシーンは意図がありましたか?」と聞かれ、さんまさんも「よく気づいた!」と話し、渡辺監督も「ご指摘のとおりです」とニンマリ。3割ぐらいの観客がその小ネタに気づいたと挙手した。

さんまが、7月1日に66歳の誕生日を迎えたことをサプライズで祝うため、「漁港の肉子ちゃん」仕様のオリジナル誕生日ケーキが披露された。東京の日劇が閉じてから、日本の映画館でもっとも大きなスクリーンとなったTOHOシネマズ梅田の客席をバックにフォトセッションが迎えられ、終始笑いがたえず、大盛況のまま舞台挨拶は終了した。

映画『漁港の肉子ちゃん』(配給 アスミック・エース)は2021年6月11日[金]より公開
©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

映画『漁港の肉子ちゃん』公式サイト29kochanmovie.com
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