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西島秀俊、映画『CUT』は「最も満足度の高い演技」

アミール・ナデリ監督と西島秀俊

韓国の名優アン・ソンギが進行役

[シネママニエラ]10月7日、西島秀俊主演の映画『CUT』が、開幕中の第16回釜山国際映画祭(BIFF)ガラ・プレゼンテーション部門にて、アジア・プレミア上映が催され、上映前には西島とアミール・ナデリ監督による舞台あいさつが行われた。

西島「最も満足度の高い演技が出来ている」

西島は、10月から放映のテレビドラマ「僕とスターの99日」で、韓国の美人女優キム・テヒとW主演を務めることや、中山美穂と共演した映画『サヨナライツカ』の公開により韓国でも知名度があり、高い人気を誇るため、彼の登場にはひときわ大きな歓声が上がった。そして西島は、「初めて釜山映画祭に来ることが出来て嬉しいです。僕のこれまでの出演作品のなかで、最も満足度の高い演技が出来ていると思います」とあいさつした。

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上映後の記者会見では、韓国の国民的名優であるアン・ソンギがモデレーターとして登場。ナデリ監督は、ジョン・カサヴェテス監督の映画『ラヴストリームス』で自身がスタッフと参加したことがあり、映画『CUT』は「ジョン・カサヴェテス監督の生涯にオマージュを捧げた作品」であることを明かした。なおナデリ監督は先日、日本のマスコミ試写の上映前あいさつにも参加し映画に対する愛情を口にしていた。

そのように映画愛に溢るるナデリ監督と、映画に対する愛情と情熱で通じあうものがあるという、西島も「監督から『1か月半、誰とも口をきくな』と言われて、話し方も忘れるくらいでした」と撮影秘話を明かしたが、「撮影期間中は本当に幸せな毎日でした」と、やはり映画愛を思わせる発言をしていた。

日本公開=2011年12月17日
配給=ビターズ・エンド
公式サイト http://bitters.co.jp/cut/
©CUT LLC 2011

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