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実力派俳優ジュード・ロウが崇拝される社会?!

実力派俳優ジュード・ロウが崇拝される社会?!

[シネママニエラ]かつては美形ということで注目を集めた、実力派俳優のジュード・ロウが、とある公式サイトを立ち上げて持論を展開している。しかも熱狂的な信奉者も多数出現するという、とんでもない立場になっているらしい。そんな彼の態度が世論を惑わすとして、当局に逮捕されてしまったというのだ。――もっとも、それは映画の中でのこと。

©2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

映画『エリン・ブロコビッチ』でジュリア・ロバーツをアカデミー賞女優に格上げさせ、『トラフィック』や『オーシャンズ』シリーズを手がけたスティーブン・ソダーバーグ監督によるパニック・サスペンス映画『コンテイジョン』が、間もなく日本で公開される。同作は、マリオン・コティヤール 、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレットといった、豪華キャストが結集したことでも話題となっている。

スティーブン・ソダーバーグ監督が来日し持論を展開

世界規模で未知のウィルス感染が広まりゆく状況下で、事態の収拾に努める医師や学者や一般人の混乱をリアルに描いていく。既存のパニックものとは一線を画す内容に、戦慄が走ること必至だろう。監督の手腕を高く評価したいし、またオーラを封印して好演するキャストも素晴らしいのだ。

ジュードが演じたのは、抗ウィルス薬に匹敵するとして、ある植物の摂取を推奨するジャーナリストのアラン・クラムウィディ。アランは真っ先に自身のブログで、感染の始まりと思われる動画を掲載し、拡大を予見して世間に警告を発した。未知のウィルスには血清が存在しないのだから、早く対処しなければ! と、彼はそれらの情報を新聞社に売りこむものの、信憑性に欠けるとしてまったく相手にされない。

そして彼が予言した通り、感染を恐れた人々のパニックが。その背景には、無用な混乱を避けたい政府が、“真実”を隠していることにある。国家を信じる国民を騙すかのような行為を、ジャーナリストとして見過ごすことはできないと、アランは立ちあがるのだった。

だからこそ、アランの発言を信用する人々が世界中に溢れ、崇拝される立場となるわけだ。そうして国民は真実を知る権利があるのだと、彼は地道にビラ配りも行う。そういった活動によって、自身も発症したという記録動画をサイトに載せ、推奨する植物=FORSYTHIA(レンギョウ)のエキスを飲み、その経過を情報として共有していく。アランの一連の行為をどう捉えるか。当局に逮捕される必要性があるものか。ぜひ自身の目で確かめて欲しい。

なおライブドア「MOVIE ENTER!」では、近日マリオン・コティヤールのインタビューを掲載予定です。お楽しみに。

原題=CONTAGION
日本公開=2011年11月12日
配給=ワーナー・ブラザース映画
©2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

公式サイト www.contagion.jp
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