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浴衣姿の豊川悦司「日本人で良かったと感じてもらえればうれしい」

2010年の日本映画界は、時代劇ブームが到来しています。そこで、注目の3作品の記者会見を連続でお届けします。

豊川悦司
© 2010「必死剣鳥刺し」製作委員会

藤沢周平の短編小説を豊川悦司主演で映画化した『必死剣鳥刺し』の完成報告会見が7月5日、東京會舘で行われました。会見には、主演の豊川悦司をはじめ、池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、岸部一徳、そして平山秀幸監督、主題歌のalanが出席。登壇者は、七夕を意識した浴衣姿で登場し、会場全体に清涼感をもたらした。

豊川悦司は、サッカー日本代表に例えて「本作を一言で言うならば、サムライブルーですね。ワールドカップで日本がこんなに活躍するとは思わなかった。けれども代表の活躍によってサムライという言葉を日本人があらためて認識したときに、この映画が公開されるというのも、ひとつのきっかけ。観ていただいて、本当に日本人で良かったと思う部分を感じてもらえれば嬉しい。勤め人の方々には、三左エ門に共感できる部分も多いでしょうし、サッカーファンに見てほしいですね」と見事にPR。モントリオール映画祭への出品も決まるなど、幸先のいいスタートとなりそうだ。

『必死剣 鳥刺し』物語
おなごの毒でご政道が病んでいる……。天心独名流の剣客である藩士・三左エ門(豊川悦司)は、海坂藩主・右京太夫(村上淳)の愛妾・連子(関めぐみ)を能楽堂で刺殺する。覚悟で及んだ凶行だったが、斬首刑は下されず、一年の幽門のの近習頭取の役を命じられるが。鳥刺しとは、必死必勝の剣であり。秘剣が抜かれる時、遣い手は半ば死んでいるとされている。

日本公開=2010年7月10日
配給=東映
公式サイト
©2010「必死剣鳥刺し」製作委員会

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