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「悪の教典-序章-」伊藤英明にハスミン・コール! 鑑賞後は…気軽に呼べない?!

「悪の教典-序章-」伊藤英明[シネママニエラ]10月15日配信開始となるBeeTVドラマ「悪の教典―序章―」の完成披露試写会が、10月10日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、伊藤英明、三池崇史、高岡早紀、原作者の貴志祐介が上映後の舞台あいさつに登壇した。観客からは、劇中で伊藤英明が演じる蓮見聖司の愛称であるハスミン・コールが沸き起こったが、三池監督は「映画版を観たら気軽に『ハスミン』と呼べなくなると思う」とコメントした。

ドラマ化に際して伊藤は製作意図を確認したという。そして「『海猿』公開と同じ年に、(真逆の役柄である)『悪の経典』が公開されるというのは、本当に恵まれているなと思いました。ただ、僕のことは嫌いになっても『海猿』のことは嫌いにならないでください」と、AKB48時代の前田敦子の明言を借りて哀訴。その必死さに会場がドッと笑いに包まれた。

続いて、蓮見の同僚を演じた高岡が「私のことも嫌いにならないでほしいです(笑)」と前置きし、「今回初めてBeeTVドラマに出演して、携帯の小さな画面でどうなるかと思ったんですが、今まで通りの演技をさせてもらいました。普段もそうですが、伊藤さんのバイタリティで勢いのある現場になって、とても楽しく参加することが出来ました」と撮影を振り返った。

そして貴志氏は、「罰当たりの原作を書いてしまったので、伊藤さんにも心労をおかけしてしまいました。『海猿』であれだけ大勢を助けているので、(本作で)大勢殺してもチャラになるかと思います(笑)」という場にふさわしいブラックジョークを放ち、抽選で選ばれたBeeTV会員約350名の心をなごませる。

本ドラマ版を監修し、映画版のメガホンをとった三池監督は「ドラマの演出は映画『悪の教典』をやったチーフ助監督の野本さんが適任だろうと思い、『自由にやってください』と依頼しました」と述べ、さらに「今は皆さん『ハスミン』なんて呼んでいますが、映画をみたら気軽に『ハスミン』なんて呼べなくなると思いますよ(笑)」と釘を刺しつつ、映画版への期待を煽った。

ドラマ「悪の教典―序章―」は、映画『悪の教典』の数か月前の設定。主に主人公・蓮実のNY在住時の過去、知略と謀略を駆使した学校支配を描く。NYロケを敢行し、ドラマ版キャストとして中越典子、高岡早紀が出演。なお本シリーズは、ひとつの原作を二分して制作し、ドラマ、映画のどちらも物語が完結していることが特徴。

同日実施の映画『悪の教典』W完成披露試写会レポートもあわせてどうぞ。

ドラマ『悪の教典-序章-』
配信開始=2012年10月15日
dマーケット VIDEOストア & BeeTVにて
公式サイト http://www.akunokyouten.com/beginning/

映画『悪の経典』
日本公開=2012年11月10日
配給=東宝
公式サイト http://www.akunokyouten.com/
©2012「悪の経典」製作委員会

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◆原作はこちら

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