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米アカデミー賞 初めて行ったらこんなトコだった!【前編】

第86回アカデミー賞レッドカーペット
当日、スターたちはこのレッドカーペットの階段を上って会場に入ります

[シネママニエラ]毎年デスクで「アカデミー賞を現地で見たい……」と指をくわえて早7年。OL映画編集者が退社を機に、授賞式の地・ロサンゼルスへひとっ飛び。その模様を2回に分けてお送りします!

◆ハジけるが勝ち!会場前での記念撮影

第86回アカデミー賞授賞式会場は2002年に名称変更されたドルビーシアター。その前の通りには、授賞式数日前からレッドカーペットが敷かれ、観光客はハリウッドスターより一足先にここを歩くことができちゃいます。

取材した日は、あいにくの雨でしたがタキシード姿の人やお土産品のオスカー像を片手に写真を撮るテンション高めの人もチラホラ。ここで記念撮影するなら、恥ずかしがらずに弾けちゃいましょう! きっとステキな思い出になるはず。

ただし、授賞式1~2日前にはレッドカーペットエリアに立ち入りができなくなるのでご注意を。また、この時期中止のドルビーシアターツアーは、授賞式後1週間ほどで再開されるようでした。

レッドカーペットで観光客の写真を撮ってあげると「あなた、写真が上手ね!」と、「ぼくもわたしも」と撮影のご指名(?)をいただき、ちょっとだけ浮かれちゃいました。

シアター入口にオスカーさんがどーん!

◆アカデミー賞取材で重要なのは“忍耐”

レッドカーペットで観光客相手に浮かれている場合ではなく、各国の記者たちはというと授賞式に先立って行われる会見を連日取材していました。

今まで日本から「アカデミー賞ネタお願いしますね~」と気軽に依頼していた自分に喝ッ!! 1つの部門で4時間超の会見もありました。ひぇぇぇぇ!

その後、現地の女性記者らと食事をするとサラダだけやコーヒーだけを注文する怪! 聞けば、授賞式当日にドレスを着るため食事をセーブしていると言うのです。マジすか! そんな彼女らを横目に遠慮なく食べまくる自分……。ガマンを覚えたい今日このごろです。(取材・文・写真:勝田アサカ)

――米アカデミー賞 初めて行ったらこんなトコだった!【後編】に続く

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