サイトアイコン シネママニエラ

賛否両論『渇き。』役所「臭かった?」小松菜奈「臭くないです!」

映画『渇き。』大ヒット舞台あいさつ

映画『渇き。』ヒット舞台あいさつ

[シネママニエラ]賛否両論がありながらもヒット中の映画『渇き。』について中島監督とキャストの役所広司、小松菜奈、オダギリジョー、中谷美紀が観客の前で持論を語った。そのトーク中に主演の役所が「臭くなかったよね?(と共演者の小松に確認すると)」「臭くないです!」と小松が即答するという一幕が起きた。

賛否両論をどう受け止める?

役所は「当然ですね。賛否があるということは、それだけこの映画の個性があって、映画としては非常に健全な作品だと僕は思っています。商品としては、映画は沢山の方に平均的に愛される映画もあると思いますけれども、作品としてはやはり賛否があって当然で、非常に映画として監督の思いがこもっている健全な状態だと思います」。そこから一転し「役所広司汚すぎる」とか「臭そうだとか」という投稿に言及。「僕は毎日風呂入ってましたし、衣装も衣装さんが毎日洗ってくれて、キレイな汚れ衣装を着ておりますが、スクリーンから匂いがしそうだというのは、本当にスタッフのおかげだと思います」という展開に。それで観客を前に、前述した確認作業に及んだ。

賛否両論の映画『渇き。』中島哲也監督の声明文を公開

個性派に翻弄されたのか、小松は「本当に沢山の意見があって面白いなって思って、今まで見た映画で一番良かったという人もいれば、クズな映画だって言う人もいて。・・・また観たいっていう中毒性のある映画なんだと思いました」と述べるや、「クズ」という単語に中島監督が反応し「小松さん、後で話があるから!」とピシャリ。これに会場は爆笑。

追い打ちをかけるように中谷が「クズな映画ですか!?」とリピート。「皆さん本当に勇気がありますね!よくこうしておいで頂きましたけれども、どうして入らしたんですか?」と投げかける。さらにオダギリが「僕は賛の方だったので、否の気持ちが解らないというか・・・そうですね~。否(ぴ)、否(ぴ)。そうか~、否(ぴ)がいるか~という風に受け取っちゃいますね」と、まさかのネガティブワードを連呼。さらに会場を笑いに包む。

ここまでくると全員があっけらかんとした様子であり、中島監督は「僕も賛の方だったので、否(ぴ)の気持ちが解らない。でも、人間の個性と一緒で、映画が個性的であれば個性的である程、お好きになる方もお嫌いになる方もいらっしゃるので、全員に「まぁまぁだったね」と、言われるよりは、本当に嬉しいことです」と締めくくった。

R+15
2014年 日本映画/118分
配給=ギャガ
公式サイト http://kawaki.gaga.ne.jp/
©2014「渇き。」製作委員会

[amazonjs asin=”B00NSKBHYW” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”渇き。 プレミアム・エディション(2枚組+サントラCD付)数量限定 Blu-ray”]

[amazonjs asin=”4800229197″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”渇き。STORY BOOK”]

モバイルバージョンを終了