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竹野内豊、映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』で10倍ラブラブなラブシーンに挑む!

永作博美、松山ケンイチ主演の映画『人のセックスを笑うな』を手掛けた井口奈己監督が、竹野内豊主演で5年振りの新作『ニシノユキヒコの恋と冒険』に着手していることが明らかになった。原作は芥川賞作家・川上弘美著の連作短編集。竹野内が稀代のモテ男ニシノユキヒコに扮し、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、中村ゆりか、麻生久美子、阿川佐和子という豪華女優陣とのエピソードが描かれる。

竹野内豊、稀代のモテ男ニシノユキヒコに扮する
©2014「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会

竹野内豊がニシノユキヒコを語る

竹野内は「ニシノユキヒコは、男の自分からすると、何がそんなにいいのか理解しがたいところがたくさんあるので、監督をはじめ、とにかく女性が多い現場ということもあり、女性の意見を聞きながら、ニシノユキヒコという女性の理想の男を何とか理解しようとしています(汗)」と語る。

井口監督は、原作を読んで「緻密な構成で、ニシノユキヒコ像をあぶりだす、こんな男に何故引っかかるんだろう?って思いながら読んでいるうちに、各女たちのニシノユキヒコとの時間に羨ましさを感じる瞬間に驚愕しました」と言い、そのうえで現場で竹野内を見て「ニシノユキヒコがいる!と思いました(笑)」とのこと。

ほんわか癒し系な監督だが、竹野内が語る現場の様子は「見た目からは想像つかないほどのドSな監督ですね。ラブシーンの時など、本番直前に「リハの10倍ラブラブな感じで!」などと言って、 台本には書かれていないアドリブをかなり求めてきて、 なかなかカットをかけてくれないので、わたしと尾野真千子さん二人で、R15指定にならないように、必死でカットを待っていました」と明かしているほど。井口監督は総括として「いろいろな事が起きるのが現場ですが、小さなラッキーが積み重なって大きな成果が出るんじゃないかと思っています」というので、期待を寄せたい。2014年2月公開予定。

日本公開=2014年2月日
配給=東宝映像事業部
公式サイト
©2014「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会

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