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広瀬すず「コギャル、半端ない!」

女優の篠原涼子と広瀬すずが8月21日、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』女子限定制服試写会の舞台挨拶に、大根仁監督と出席した。本作で90年代を象徴するコギャルを演じた広瀬は、「コギャル、半端ない!」との感想を述べた。

篠原涼子、広瀬すず、eggポーズで女子高生とフォトセッション

大根監督は、オリジナルの韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』のリメイクを熱望し続け、本作では物語の舞台を90年代の東京に翻案。2018年の現代パートと、その高校時代とそれぞれに配役し、笑って泣ける青春音楽映画に昇華させた。劇中には、90年代を代表する楽曲が厳選されている。

篠原と広瀬は、eggポーズを決める制服姿の皆さんとのフォトセッションも実施。現役女子高生にとっては、だぼつかせてはくルーズソックスは馴染みがないらしく、初々しい姿を垣間見せた。

制服姿の女性300名を前に大根監督は、「制服ばかりということで撮影現場ではいつもこういう感じだったのでちょっと懐かしく思っています」とニンマリ。篠原と広瀬は圧巻の光景に「すごい!」と目を見開いた。なお、劇中のコギャルの所作や服装は、監修として元コギャルの師匠たちが指導した。

「リハーサルと称してコギャル師匠たちと一緒にカラオケに行くこともありました。自分は細かなディテール作業は得意なんですけども、その当時の現役の方々にウソだと見透かされるのが一番こわかったので、そこはすごく気を使いました」と監督談。

左から篠原涼子、広瀬すず

プライベートでは高校生を3か月しか経験していないという、篠原が「まさかアラフォーのこの年になって制服姿になれるなんて思ってもいなかったので、夢のようで休憩の時は鏡でチラチラと自分の姿を見ていました(笑)」とやや控え目に振り返るも、ノリノリだったことを監督に明かされてしまう。すると篠原は「かなりノリノリでした(笑)!」とにっこり。

今年20歳になった広瀬は「一日中コギャルのテンションを保つのが大変でした」と明かし、「すごいテンションが高くて、現場で姿を見て、「コギャル、半端ない!」と驚きました」と率直な感想を述べていた。

2018年の奈美と90年代の奈美 ©2018「SUNNY」製作委員会

そんな篠原と広瀬は劇中の台詞「あの頃は最強だった!」にちなみ、自身の最強・最高だった青春を語る一幕も。篠原は16歳で「東京パフォーマンスドールというグループをやっていた」ことをあげて、「学校を辞めて、東京に上京して、お寿司屋さんでアルバイトをしながらレッスンをして、ライブハウスで本番をやってという日々。すごく夢中で駆け抜けた感じでしたし一生懸命で怒涛の毎日でした」述懐。ちなみに今もメンバーとの交流が続いているという。

そして広瀬は「学生時代のバスケットボール仲間は一番心を許せる人たち。バスケで繋がっていなくても一緒にいられる関係があるし特別なことがなくても笑顔になれるので、大人になっても集まれるように思える」存在だと話す。

また、本編でばっさりとカットされたシーンの話に発展すると、篠原と広瀬はこの日最もテンションをあげて撮影の大変さを訴える姿も見られたのだが、大根監督は飄々と「そういうおいしいシーンを泣く泣く捨てて良いところだけで出来上がっている作品です!」と厳選カットで完成していることをアピールした。それでも篠原はDVD特典などでのメイキング映像化で世に出すことを希望していた。

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(東宝配給)は2018年8月31日より全国公開

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』公式サイト http://sunny-movie.jp/
篠原涼子×広瀬すず『SUNNY』撮影を振り返る

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