ジバニャンが生ピンク・レディーに大喜び！新曲「メテオ」秘話も

シネママニエラ編集部

4年前

ピンク・レディーの未唯mieと増田惠子が１２月１日、主題歌「メテオ」を担当する、「妖怪ウォッチ」シリーズ映画の第６弾『妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』の完成披露イベントに来場！映画の舞台挨拶への登壇は約４５年のキャリアにおいて初めてのこと、ステージで迎えたジバニャンも対面に「ニャンと～！」と大喜びだった。

この「妖怪学園Y」は「妖怪ウォッチ」を引き継ぐシリーズ。映画は、ドタバタ冒険活劇でトップクラスを有する能力を持つ者だけが入学を許される超エリート校のY学園が舞台。その学園で新たに設けられた選定基準YSP（ワイエスピー）により選ばれたのが、主人公の寺刃ジンペイ。そのジンペイたちに学園の不思議を解明するミッションに臨む。YSP基準とは？　謎のアイテムYSPウォッチとは？　なお、映画の続きの物語は、その二週間後からテレビ放映で描かれるという。

サプライズゲストとして未唯mie（以下、ミー）と増田惠子（以下、ケイ）が姿を見せると、会場がどよめく！ミーは「こうしてピンク・レディーとして二人揃って、こういう場に登場するのはとても久しぶりなので、新鮮な気持ち」と語り、ケイは「こちらの「よみうりホール」は、1975年の夏、私たち二人が高校生のときに、オーディション番組「スター誕生！」のテレビ放送前のオーディションを受た会場」であると振り返った。そして「わたしたちのルーツとなる場所なので、今日はちょっと興奮していますし、その場所で試写会があるのは奇跡でもあり偶然でもあり、不思議な気持ち」とにっこり。

ピンク・レディーに対して、主題歌「メテオ」のオファーは、楽曲の作詞作曲を担当したアーティストのナユタン星人の強い希望により、本作の製作総指揮・原案・脚本を担当したレベルファイブの日野晃博代表取締役社長CEOが動いたという。現時点でピンク・レディーの歌う「メテオ」の発売・配信予定はなく、この映画でのみ楽しめるそう。

オファーを受けて「すごく嬉しくて光栄に思いました」（ミー）、「子どもたちに人気のアニメだと聞いていたので、そこはピンク・レディーらしいと思いましたし、すごくうれしかったです。」（ケイ）と語れば、ジバニャンも思わず「オレっちもうれしいニャン！」と一声あげた。

楽曲を聴いた最初の印象は「ナユタン星人さんから最初にいただいたデモテープは、ナユタン星人さんがお得意とするギターのディストーションがフルに入っていて、「ちょっとロック寄りかな」と。それをナユタン星人さんにお伝えしたら、あっさりと方向転換をして、アレンジも考え直してくださった」（ミー）、「最初に聴かせてもらった時から「これはピンク・レディーだ！」と思って、もっとこうしたら、ああしたらと提案しました。次にできあがったオケを聴いたら、イントロからサビみたいで、全部がサビみたいで本当にピンク・レディーらしいなと思いました」（ケイ）。

ところが、ケイは「ただ、レコーディング前に自主練習をしたら、聴いていた印象とは違って実際に歌うのは本当に難しくて。音の低いところから高いところまであるし、ブレスが少なくて、この楽曲は今まで一番の難関」と吐露。ミーは「レコーディングではピンクレディーらしさを出す歌唱方法のなかでこの楽曲に相応しいのはどの方法か、歌いながら見つけていきました」と楽曲への工夫を明かした。

実は、映画本編には、ミーの描く絵本のキャラクター「モコちゃん」が出演しており、ケイはある役柄に声をあてたという。

このほか学生時代について、自身のヒーローについてなどトークは大盛り上り！　日野氏のヒーローは「藤子不二雄先生」ミーのヒーローは「マザー・テレサさん」、ケイのヒーローは「ピンク・レディーを作ってくれたスタッフのみんな。個人的なヒーローは、２１年間私と寄り添ってくれた猫のミルクです」。答えに「猫」があがるとジバニャンは「猫はいいニャンよ～！」と大喜びしていた。