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映画『罪の声』完成!小栗旬×星野源の“声”は?

映画『罪の声』完成!小栗旬×星野源の“声”は?

小栗旬×星野源の映画初共演で、土井裕泰監督が塩田武士さん著のベストセラー小説を基に描く、映画『罪の声』完成報告会が9月27日に東京国際フォーラムにて無観客で行われた。この日のイベントでは完成したばかりの同作について語る、小栗と星野の“声”がファンに届けられた。

左から塩田武士(原作者)、小栗旬、星野源、土井裕泰監督

本作は、35年前の未解決事件を追う二人の主人公・阿久津英士と曽根俊也を描く物語。土井監督は「最初から(小栗と星野の)この二人のシーンをすごく撮りたいと思っていました。割と大人な現場で、なんかとても静かで穏やかでした」と撮影現場を表現し、印象に残っていることを問われると、「覚えているのは、テーラーのシーンを撮ったときのことです。星野さん演じる曽根には奥さんと子どもがいる役で、最初は家族三人のシーンを撮っていて、五歳ぐらいの女の子がいるんですけど、すごく星野さんに懐いていました。それで、その次の日ぐらいに小栗さんが(テーラーを)訪ねてくるシーンがあって、小栗さんがセットに来たときに、その女の子の目がハートになる瞬間というのを僕は見てしまったんです。(笑)」というほっこりエピソードを述べていた。

東京国際フォーラムにて無観客にて実施

撮影は一年半前に行われたと振り返り、完成作を観た感想として、「自分が出演している作品ですが、いろいろなことを考えながら見てしまって、物語の中盤に自分がものすごく好きなシーンがあるんですけども、そこでは心をグッと鷲づかみにされました。とても有意義な時間を過ごせる映画になっていました」(小栗)。「(尺が)二時間二十分ぐらいあるんですけども、これは本当に誇張ではなく、あっという間に感じて全然飽きませんでした。原作の情報量があまりにも多いので、それを一本の映画にするには、どれだけ大変かと思っていました。それで、完成した作品を見たときに、面白いし、飽きないし、映画にしかできないメッセージをすごく受け取れた気がします。そのあとに、小栗くんと電話して、「土井さん、すごいね!」って話をしました。本当に、土井さんはすごいです!」(星野)と話していた。

また、原作者の塩田氏は、「星野さんが京都弁の「~で」という語尾で終わる台詞が二度続くシーンがあります。すごくいいシーンです! このときの完璧な京都弁のイントネーションと抑制の効いた声と表情が神がかっていて、「僕はこれが書きたかったんだ」というものを、ものの数秒で演じきっていました。その星野さんのお芝居で、(気持ちを)ものすごく持っていかれました。あれは小説ではできない最後のもっていきかたなんです。そこで、やはり映画はすごいなと思いました」として、本作に太鼓判を押した。

映画『罪の声』(東宝 配給)2020年10月30日[金]より全国公開


※公開日まで配信中

映画『罪の声』公式サイトtsuminokoe.jp
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