否定と肯定(原題 DENIAL ) – 映画冒頭映像

© DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016

レイチェル・ワイズが実在の歴史学者のデボラ・E・リップシュタットへ扮し、ホロコーストについて持論の異なるイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングと法廷闘争。訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度で戦う様を描く。
(原題 DENIAL )

本作の元となった裁判は、欧米でセンセーショナルに報道され、注目を集め、議論を巻き起こし続けた。歴史とは、そして言論の自由の定義とは何なのか。世論形成において、客観的な事実より、虚偽であっても個人の感情に訴える者が強い影響力を持ち、事実を軽視する社会的風潮。「ホロコースト」という最大にして最悪の世界史を題材とした本作は、歴史の真実を伝えていかなくてはならないという普遍的なテーマと現代に生きる我々一人ひとりに対し警鐘を鳴らしている。
ユダヤ人歴史学者・リップシュタットは、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞®助演女優賞に輝いたレイチェル・ワイズが熱演。対する歴史学者には『ターナー、光に愛を求めて』のティモシー・スポール、年長弁護士に『フィクサー』のトム・ウィルキンソンという老練の名優の競演が作品に重厚さを与えている。さらには大ヒットドラマシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」のモリアーティ役を演じたアンドリュー・スコット、『ダンケルク』のジャック・ロウデンら人気急上昇中の若手俳優らが脇を固める。

[caption id="attachment_32702" align="aligncenter" width="800"]否定と肯定(原題 DENIAL ) © DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016[/caption]

映画『否定と肯定』あらすじ

1994 年、アメリカのジョージア州アトランタにあるエモリー大学でユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)の講演が 行われていた。彼女は自著「ホロコーストの真実」でイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが訴える大量虐殺はなかったとする”ホロコースト否定論“の主張を看過できず、真っ向から否定していた。ある日、アーヴィングはリップシュタットの講演に突如乗り込んだ挙句に、名誉毀損で提訴という行動に出る。異例の法廷対決を行うことになり、訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度で戦う中でリップシュタットは〝ホロコースト否定論“を崩す必要があった。彼女のために、英国人による大弁護団が組織され、アウシュビッツの現地調査に繰り出すなど、歴史の真実の追求が始まった。そして 2000 年 1 月、多くのマスコミが注目する中、王立裁判所で裁判が始まる。(2016年/イギリス・アメリカ映画/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/110 分 字幕翻訳 寺尾次郎)
監督 ミック・ジャクソン  原作 「否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い」デボラ・E・リップシュタット著(ハーパーコリンズ・ジャパン)|出演 レイチェル・ワイズ、トム・ウィルキンソン、ティモシー・スポール

映画『否定と肯定』(ツイン配給)は2017年12月8日[金]よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開



映画『否定と肯定』公式サイトhttp://hitei-koutei.com
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