ポルトの恋人たち 時の記憶(原題 LOVERS ON BORDERS ) – 映画予告編

©2017『ポルトの恋人たち』製作委員会

柄本佑主演、舩橋淳監督による日本・ポルトガル合作映画。ポルトガルの巨匠、故・マノエル・ド・オリヴェイラ監督のスタッフが集結し、時代も国境も超える愛憎の記憶を描き出す。(原題 LOVERS ON BORDERS )
日本、ポルトガル、アメリカの3か国による本作は、オダギリジョー主演の日米合作『BIG RIVER』やドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』二部作を手掛けた舩橋淳監督の集大成的な最新作。構想3年。撮影は、2016年11月から12月まで、ポルトガルの世界遺産ギマランイスを始め、ポルト、ブラガ、ペニシェ、静岡県浜松市で行われた。主演の柄本佑は。18世紀のポルトガルパートでは、ほとんどセリフもない日本人奴隷、21世紀の静岡・浜松パートでは、ブラジル系移民の労働者のクビを平然と切るエリート会社員の二役を演じ分け、浜松パートでは、英語セリフにも初挑戦した。

映画『ポルトの恋人たち~時の記憶』
映画『ポルトの恋人たち~時の記憶』ポスタービジュアル
©2017『ポルトの恋人たち』製作委員会


映画『ポルトの恋人たち~時の記憶』あらすじ

リスボン大震災後のポルトガルと東京オリンピック後の日本。乗り越えられない境遇―境界線によって引き裂かれ、その挙げ句に恋人を殺害された女が、その恨みを晴らすために選んだ手段は、想像もつかないものだった・・。 18世紀と21世紀。登場人物の立場は時代によって微妙に入れ替わりながらもほとんど同じプロットが反復され、デジャブのように交差し、やがて愛憎の不条理に引き裂かれた人間の業をあぶり出してゆく。(2018年/日本=ポルトガル=アメリカ映画/シネスコ/5.1ch/139分)
監督・脚本・編集 舩橋淳 脚本 村越繁 撮影 古屋幸一 編集 大重裕二 音楽 ヤニック・ドゥズィンスキ |キャスト 柄本佑、アナ・モレイラ、アントニオ・ドゥランエス、中野裕太

映画『ポルトの恋人たち~時の記憶』(パラダイス・カフェ フィルムズ 配給)は2018年11月10日[土]よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国公開



映画『ポルトの恋人たち~時の記憶』公式サイト http://porto-koibitotachi.com/
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