菊とギロチン(木竜麻生主演×瀬々敬久監督) – 映画予告編

©2018 「菊とギロチン」合同製作舎

瀬々敬久監督が長年企画を温め「この映画を何としてもつくりたい」という監督の想いからついに完成した入魂作。かつて日本全国で「女相撲」が興行されていた史実に基づき、女相撲の一座と実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちが出会うオリジナルストーリーだ。(英題 )R-15作品。
「女相撲」×「ギロチン社」が世界に揺さぶりをかける。大正末期、関東大震災直後の日本で「差別のない世界で自由に生きたい」との純粋な願いで結びついき次第に心を通わせ、同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑む!

映画『菊とギロチン』(木竜麻生主演×瀬々敬久監督)
©2018 「菊とギロチン」合同製作舎


映画『菊とギロチン』あらすじ

大正末期、関東大震災直後の日本には、不穏な空気が漂っていた。軍部が権力を強めるなか、これまでの自由で華やかな雰囲気は徐々に失われ、人々は貧困と出口の見えない閉塞感にあえいでいた。ある日、東京近郊に女相撲一座「玉岩興行」がやって来る。力自慢の女力士たちの他にも、元遊女の十勝川(韓英恵)や、家出娘など、ワケあり娘ばかりが集まった、この一座には、新人力士の花菊(木竜麻生)の姿もあった。彼女は貧しい農家の嫁であったが、夫の暴力に耐えかねて家出し、女相撲に加わっていたのだ。 「強くなりたい。自分の力で生きてみたい」と願う花菊は、周囲の人々から奇異の目で見られながらも、厳しい練習を重ねていく。いよいよ興行の日。会場には、妙な若者たちの顔ぶれがあった。彼らは「格差のない平等な社会」を標榜するアナキスト・グループ「ギロチン社」の面々で、アナキズム運動を牽引した思想家の大杉栄が殺されたことに憤慨し、復讐を画策すべく、この土地に流れ着いていた。「ギロチン社」中心メンバーの中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛 一 郎)は、女力士たちの戦いぶりに魅せられて、彼女たちと行動を共にするようになる。(日本映画)
監督 瀬々敬久 脚本 相澤虎之助・瀬々敬久 |出演 木竜麻生、東出昌大、寛 一 郎、韓英恵、渋川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、大西礼芳、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、篠原篤、川瀬陽太  ナレーション 永瀬正敏

映画『菊とギロチン』(トランスフォーマー配給)は2018年7月7日より全国順次公開

映画『菊とギロチン』(木竜麻生主演×瀬々敬久監督)ポスタービジュアル
©2018 「菊とギロチン」合同製作舎


映画『菊とギロチン』公式サイト
瀬々敬久監督が女相撲描く映画『菊とギロチン』主演は木竜麻生 !東出昌大・井浦新ら出演