「連続ドラマW プラージュ」(吉田康弘監督)

星野源「プラージュ」で最もだらしなくて好きになれない前科者役に挑む!

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アーティストで俳優の星野源が主演するWOWOW「連続ドラマW プラージュ」にて、星野が軽い気持ちで覚せい剤に手を出し、前科者になった男性を演じるにあたり、「自分が演じる登場人物史上、最もだらしなくて好きになれない役(笑)」等のコメントを寄せた。

「連続ドラマW プラージュ」(吉田康弘監督)
星野源、第1話より©WOWOW

原作は、「ストロベリーナイト」や「ジウ」が映像化された誉田哲也著の小説。人は定められた刑期を終えればかつてと同じように生きていけるのか、それとも社会の片隅でひっそり暮らすしかないのか。観る者に真の償いと赦しの意味を優しく問いかける涙とユーモアにあふれた社会派エンターテインメント。

さまざまな過去を背負い居場所を失った厄介者たちが何かに引き寄せられたかのように集まるシェアハウス「プラージュ」を舞台に、不器用ながらも懸命に生きて行こうとしている住人たちを捉えていく。

星野 源(主演・吉村貴生役)

(台本を読んで)心に秘密や傷を抱えた登場人物がたくさん出てきますが、それぞれどうしようもなく人間的で魅力的で素敵だと思いました。シリアスさの中にもユーモアがあって、とても面白い作品だと感じました。貴生は、自分が演じる登場人物史上、最もだらしなくてダメな人だと思います(笑)。脚本を読んでいる時も「この人苦手だなあ」と声に出しながら読んでいました。でも3話あたりからやっとその魅力がわかるようになり、妙に好きになってきている自分がいます。不思議な役だと思います。
 素晴らしいキャストのみなさんと共に、刺激的かつ楽しい作品を届けられるよう頑張りたいと思います。何卒よろしくお願いします。

監督 吉田康弘

(監督に決まり)犯罪自体をドラマチックに描くのではなく、かつて犯罪を犯した人たちが、どのように生きていくか、やり直すことができるか、というテーマに強く惹かれました。連続ドラマらしい縦軸があり、スポットが当たる人物が入れ替わる群像劇でもあります。重厚な社会派でありながらユーモアを併せ持つ希有な題材に、大変やりがいを感じております。
 この物語を“ドラマの中の世界”に留めるのではなく、“現実と地続きの世界”であると思っていただけるよう、細部のリアリティに拘りたいと思っています。皆さんがお住まいの街にもプラージュのようなシェアハウスがあるかもしれません。社会のレールから外れてしまった人々を“あっち側の世界の人”“自分とは交わることのない人”と切り離すのではなく、隣人として興味を持っていただけるよう、血の通ったドラマに仕立てたいと思っています。
(星野源さん期待することは)以前からご一緒したいと思っていた星野源さんに、貴生を演じてもらうことができ、大変嬉しく思っています。貴生の言葉を通して、視聴者に問いかけることができるメッセージがたくさんあります。星野さんが持ってらっしゃる誠実さや愛嬌が、貴生と融合すれば、きっと素晴らしいものになると確信しております。
 原作にある社会派としての『重み』と、星野源さんを主演にお迎えした『強み』『面白み』を活かして、スタッフ・俳優の全員で力を合わせて挑みます。目の肥えたWOWOW視聴者の皆さんを唸らせるような快作ドラマに仕上げますので、どうぞ楽しみに待っていて下さい。

誉田哲也(原作者)
誉田哲也(「プラージュ」幻冬舎刊)
書影

(連続ドラマ化について)まず、早かったなと。それが一番ですね。ドラマWでは以前「ヒトリシズカ」をやっていただいているので、そういった意味での信頼というか、安心感はありました。この「プラージュ」は、私のミステリー作品の中では、珍しくグロテスクなシーンがないので、そういう面での撮りやすさはあるだろうと思います。一方、非常に重いテーマを含む作品でもあるので、難しさも同時にあるかなと。
(主演の星野源さんについて)ミュージシャンとしてのご活躍はよく存じ上げておりますし、穏やかで優しそうな雰囲気は…あまりいい言い方ではないかもしれませんが、主人公の貴生にぴったりかなと。不安といえば、直前のドラマとテーマソングがメガヒットだったじゃないですか。その影響で忙しくなり過ぎて、出演していただけないんじゃないかと、勝手にヒヤヒヤしてました。そんなこと、関係者の方から、ひと言も聞いたわけじゃないんですけどね。
たいていの作品がそうなのでしょうが、私の小説は特に、そのままでは映像化できない部分が必ずあるんです。台本では、それを上手く解決しつつ、さらに別の要素を加えることによって、ドラマならではの見所にもなっているので、今から観るのが楽しみです。
 基本的には、ハートウォーミングな人間ドラマだと思います。ただ、中心となるテーマには重いものがあるので、観終って…そうですね、それぞれの日常に戻ってから、このドラマのことを思い出したときに、自分はどうかなって、考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。正解はないんです。それぞれが、この現実社会とどう向き合うか。それを考え続けることが、ひょっとしたら、唯一の正解なのかもしれません。

WOWOW「連続ドラマW プラージュ」あらすじ

32歳、旅行代理店の冴えない営業マン・貴生(星野源)は、仕事で失敗続きのうえに好きだった女子にも相手にされず、憂さ晴らしに出かけた先で、よくわからないまま打たれた覚せい剤使用で逮捕されてしまった。当然会社も解雇。挙げ句、住んでいた部屋が火事に…。執行猶予中の身で借りられる物件などそうそうあるわけもなく、「ここで駄目なら他に行くところなんかないよ」と連れて行かれたのは「プラージュ」という名の1階がカフェになっているシェアハウスだった。「基本家賃は5万円、掃除は交代制、個室の仕切りはカーテンのみ、ただし美味しい食事つき」。再就職が決まるまで、と軽い気持ちで住みはじめた貴生だったが、「訳あり」の住人たちが起こすさまざまな騒動に巻き込まれていく。

WOWOW「連続ドラマW プラージュ」予告編

提供され次第、掲載します
©WOWOW

「連続ドラマW プラージュ」は(毎週土曜 夜10時)2017年夏よりWOWOWにてスタート(全5話予定) ※第1話無料放送
WOWOW「連続ドラマW プラージュ」公式サイト

公式SNS Twitter | 「連続ドラマW プラージュ」Instagram | facebook

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