広島の被爆樹木を捉える実録映画『被爆樹』製作決定



衰えた被爆ソメイヨシノ
戦後70年をまもなくむかえる衰えた被爆ソメイヨシノ。広島の樹木医が治療を続けている。 提供ドリームキッド
[シネママニエラ]映画の企画・製作のドリームキッドが原爆投下を生き伸びた樹木を題材とする、長編ドキュメンタリー映画『被爆樹(仮題)』の製作を発表した。

本作では、石田優子監督が広島の被爆樹とそれを守る人々に焦点を当てていく。石田監督は漫画家・中沢啓治氏の被爆体験の証言を記録したドキュメンタリー映画『はだしのゲンが見たヒロシマ』で監督デビューした。

映画の題材となる被爆樹は、1945年の広島、 長崎での原爆投下を生き伸びた木のことであり、幹にやけどの傷をおうもの、地上部は焼けながらも土の中に残った根から芽を出し再生したものなどがあるという。

広島市では爆心地を中心におおむね半径2キロ以内の56箇所に約170本が「被爆樹木」として認定登録。この半径2キロ以内は建物の全焼区域であり、多くの木が焼き尽くされたそうだ。

この作品を今つくることについて「被爆樹木は原爆の記憶をあらわしています。戦後70年が近づき、戦争体験者、被爆体験者の高齢化が進み、その証言を直接聞き、記録に残すことができる時間の限界が迫っています。人間より長く生きる樹木に、もしも人々の記憶や思いを託すことができれば、次の世代、さらにその次の世代へと未来に向けた大切なメッセージを届けることができるはずです。樹木からの声は言葉を越え、世代を越えて世界中の人々の心に届くと信じて本映画の企画をしました」と話す。

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