木村拓哉『教場 Requiem』観客に2つプレゼント!
2月3日、映画『教場 Requiem』完成披露舞台挨拶がTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、主演の木村拓哉が、来場者に対して「今日は節分。“福は内”用のお豆」のお土産を用意し、さらに「退校届(劇中に登場する)貼付のポップコーン」を自ら手渡しで観客に配るサプライズ演出があった。どちらも木村の発案だという。

イベントには、共演の綱啓永、齊藤京子、金子大地、倉悠貴、井桁弘恵、大友花恋、大原優乃、中山翔貴、浦上晟周、丈太郎、松永有紗、そして中江功監督とともに登壇。なお、出席予定の猪狩蒼弥(KEY TO LIT)は体調不良のため欠席となった。

この日は、映画『教場』の前後編である、『教場 Reunion』2時間30分、『教場 Requiem』2時間29分をイッキ観できる貴重な日。それゆえ、木村は「今日は、すごく長い間、皆さんがスクリーンと向き合ってくださるということをうかがいました。退校届けを貼り付けたポップコーンを用意しましたので、ぜひ皆さんにお持ち帰りいただきたいと思っています」と呼びかけ、さらに「今日は節分だ!と思って、皆さんの人生のうちの5時間を僕たちにくれたので、「すみません」という気持ちを込めて…。“福は内”用のお豆を、帰りの出口のところで、お土産に持ち帰ってください」と述べた。

これだけで観客は大喜びで歓喜の声をあげたのだが、木村は続けて「女子はハイヒールを履いていることもあって移動が大変なので、メンズで配らせていただきます」と、率先して客席に出向き、中通路付近の観客一人一人にポップコーンを手渡ししていくのだった。(ポップコーンは、劇場スタッフも一緒に配っていました)

トークタイムで、中江監督は「絶対に劇場でやってほしいと思って作っていました。撮っている時も、仕上げの音作りの時も、そのつもりでやっていました」と振り返りつつ、「『教場』シリーズを始めた頃は、まさかこんなに続くとは思っていませんでした。最後に、こんなに大きなスクリーンで観られるとも思っていませんでした。すごく不思議な気持ちです」と心情を吐露。「皆さんが、“長尺だ”とおっしゃるので、すごく責任を感じています(苦笑)。昨年、4~5か月弱ぐらいかけて撮った、みんなの記録を観ていると繋げたものをなかなか切ることができず、いつの間にかこんな長尺になってしまいました。映画『教場 Reunion』と映画『教場 Requiem』は前編と後編なので、ストーリーが繋がっており、同じ状態で、同じ場所で、同じ音響、同じスクリーンで続けて観てもらえることは、我々にとってもすごくうれしいことです!」と語り、顔をほころばせていた。

監督の言葉に続くように木村も心情を明かす。「1作目の頃は、皆さんと共にコロナ禍を、現場でも経験しました。今回の映画『教場 Reunion』と映画『教場 Requiem』だけではなく、今までの時間や、作ってきたものがあったからこその今回だと思ったんです。どのタイミングでも、どんな姿勢でも、どんな環境でも、皆さんが触れられる状況で作品に触れていただい」として、「最終的に同じ感覚、同じ知識量、同じ感情量で、共にゴールテープが切られたら、と。そして、作品を見届けたゴール地点で、待ち合わせができたらなと思ったので、中江監督に『こういう形はどうですかね?』と相談をさせていただき、今回の形を取らせていただきました」と制作の裏側に言及。
「関係者の方から、最初にいただいた言葉が『前例がないので……』というものでした。すごく心配をしていただき、不安なテンションを僕は感じ取りました。
ですが、(2020年放送のドラマ第一弾の)「教場」という作品は、お正月明けという、おめでたくて温かい時間を過ごされているお茶の間に向けて、地上波で、中江監督と一緒に作りました。皆さんは、きっと“こんなにおめでたいタイミングで、こんなに色の違う異質なものを、なぜ私たちに届けるんだろう”と感じたと思います。この作品との出会いは、異質としか言えないものだったと思います。だからこそ『前例がありません』という言葉は、「教場」という作品にとっては、逆に“良い言葉だな”と前向きに捉えられる言葉で、“だったら尚更やりましょう”という感覚になれました。関係者の方たちにはご心配をおかけしましたが、“こういう届け方もできるんじゃないか”と思っています。今回の形で“皆さんに届けられました”という根の張り方ができれば、今後、いろいろな形を取ることができるんじゃないかと思っています」とまとめていた。
木村が扮する警察学校の鬼教官・風間公親の教え子となる初任科第205期短期課程の皆さんのコメントは以下にまとめる。
綱啓永(門田陽光/かどたようこう役)
『教場』の一つの大きなテーマは「覚悟」です。正しい人や強い人が残っていくだけではなく、「いかに自分自身に覚悟を持てるか」というところが、強いテーマだと思っています。観ていただいた皆さんに、そういうところを突きつけていくような作品になっています。
『教場 Reunion』を観ていただいた後ですよね。試写で観た時から、“劇場で観た方が面白い作品だな”と思っていたので、これから『教場 Requiem』を観てもらって、皆さまに“どのように感じていただけるのか”、僕たち自身も楽しみにしています。
齊藤京子(星谷舞美/ほしたにまみ役)
私たちは、昨年の夏、全身全霊で、何ものにも代え難い経験をしました。「すべてを出し切った」と言いますか、『教場』にかける思いは、みんな一緒だったと思います。そして役としてだけではなく、私たち自身も監督やスタッフさんから「退校届け」を突きつけられないように、私生活もしっかり過ごしてきました。
私も『教場 Requiem』を先日観て、見終えた時に「すごい!」しか浮かばなかったので、集大成としてすごかったです。この後の『教場 Requiem』も楽しみにしてください。
金子大地(笠原敦気/かさはらあつき役)
今日は寒い中、お越しいただきありがとうございます。自分としても昨年の夏は、教場に捧げたといってもいいぐらい情熱を持って、木村さんをはじめスタッフ、キャストの皆さんと作りました。皆さんに観ていただけることが本当に嬉しいです。
倉悠貴(氏原清純/うじはらきよすみ役)
去年の夏にスタッフ、キャストが一丸となって撮った結晶のような宝物のような映画です。どうか楽しんでいただけたら幸いです。
井桁弘恵(初沢紬/はつさわつむぎ役)
皆さん、本日はお越しいただきありがとうございます。本当に「教場」が一丸となって、汗をかいて、踏ん張って作った細説名作品を、こうして大きな会場で皆さまに直接お届けできることが、夢のようで、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。今日は、この「教場」の空気を全身で浴びて楽しんでください。
大友花恋(洞口亜早紀/ほらぐちあさき役)
本日はありがとうございます。「教場」シリーズに参加させていただけたことは、私にとって宝物ですし、貴重な経験でした。みんなで作った空気感を、会場に来てくださっている皆さんと共有できることが、とても嬉しいです。長丁場でお尻がいたくなるかもしれませんが、最後まで楽しんでいただけたらと思います。
大原優乃(木下百葉/きのしたももは役)
「教場」を通して、役を越えて私自身も強くしていただいた、自分にとって大切な作品です。映画の迫力や緊張感はもちろんですが、「教場」の音がとても好きなので、これから劇場でご覧いただくことを嬉しく思います。
中山翔貴(真鍋辰貴/まなべたつき役)
本日は、お越しいただきありがとうございます。僕自身も体力的にも精神的にも成長させていただいた作品です。“205期生”の軌跡を観てもらえることはすごく嬉しいことと思っております。今日は楽しんでいただけたら嬉しいです。
浦上晟周(石黒亘/いしぐろわたる役)
本日は、ご来場いただきましてありがとうございます。キャスト、スタッフの皆さまとのあの夏を今思い返しても胸が熱くなるような、僕にとっても特別な大切な作品です。石黒は、(『Reunion』で)対校してしまったのですが、もしかしたらこのあとの『Requiem』でまぼろしが見えるとか、見えないとか……。あるみたいなので、ぜひ。今日は楽しんでいってください。
丈太郎(吉中真司/よしなかしんじ役)
“205期生”のムードメーカーを演じました。本日はありがとうございます。「教場」という作品を通して、風間教場の生徒としてだけではなく、自分は俳優として、それを超えて人として大切なことを学ばせていただいた現場でした。完成して、こうして皆さまにお届けできることがとても嬉しいです。最後まで楽しんでいってください。
松永有紗(井口亜衣/いぐちあい役)
本日は、皆さまの大切なお時間をありがとうございます。私自身「教場」シリーズが大好きなので、こうして参加できたことが嬉しいですし、本当に多くのスタッフの皆さま、キャストの皆さまとあの夏を過ごしてことは、私にとって忘れられない時間となりました。このあと『Requiem』が公開されると思いますけど、過ごした夏のアレが皆さまに届いたら嬉しいなと思います。ぜひ最後まで楽しんでいってください。
映画前編『教場 Reunion』は2026年1月1日よりNetflixにて配信中
映画後編『教場 Requiem』(東宝 配給)は2026年2月20日より全国公開
©長岡弘樹/小学館 © 2026 フジテレビジョン 小学館 ストームレーベルズ 東宝 FNS27社

映画『教場 Requiem』あらすじ・作品データ
冷酷無比な鬼教官・風間公親(木村拓哉)が務める、初任科第205期短期課程の教場では生徒たちが日々、早朝から激しいトレーニングにさらされている。何より厳しいのがルール厳守。次々とふるいにかけられる〝教場〟という名のサバイバルゲームを生き抜くため、生徒たちの秘密と思惑が渦巻き、いろいろな事件が巻き起こっていく。(2026年/日本映画/149分)
原作: 長岡弘樹「教場」シリーズ/「新・教場」「新・教場2」(小学館刊)
監督: 中江 功
音楽: 佐藤直紀
脚本: 君塚良一
出演: 木村拓哉
綱啓永 齊藤京子 金子大地 倉悠貴 井桁弘恵 大友花恋 大原優乃
猪狩蒼弥 中山翔貴 浦上晟周 丈太郎 松永有紗
佐藤仁美 和田正人 荒井敦史 高橋ひとみ
白石麻衣 染谷将太 川口春奈 味方良介 大島優子 三浦翔平 濱田岳 福原遥 杉野遥亮 / 趣里
佐藤勝利 中村蒼
坂口憲二 森山未來/ 小日向文世
映画『教場 Requiem』予告編
©長岡弘樹/小学館 © 2026 フジテレビジョン 小学館 ストームレーベルズ 東宝 FNS27社
映画『教場』公式サイトhttps://kazama-kyojo.jp/
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木村拓哉「劇場版『教場』まで何とか作り上げました」