映画『100,000年後の安全』は原発可否と地球の安全を問いかける

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『100,000年後の安全』
映画『100,000年後の安全』DVD発売中

[シネママニエラ]東京都知事選挙の争点が脱原発ということで、映画配給会社のアップリンクが、小泉元首相を脱原発に導いたドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』(吹き替え版)を選挙期間中YouTubeにて全編無料配信を決定した。

2014年東京都知事選挙を迎えるにあたり、イデオロギーを超えて原子力発電所について考える映画として、2011年4月に公開し全国で大きな話題となったマイケル・マドセン監督のドキュメンタリー映画の無料配信を決めたという。ナレーションは俳優の田口トモロヲ。

◇映画配信ページ=http://www.uplink.co.jp/100000/2014/
◇配信期間=2014年1月22日[水]正午~2月10日[月]正午

本作は原発から生まれる高レベル放射性廃棄物の処理をめぐり、未来の地球の安全を問いかける問題作。高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場にカメラを向けており、小泉元首相が本作を観て、映画の中で描かれたフィンランドの最終処理場「オンカロ」を視察で訪れ、自らの意見を脱原発に大きく転換するきっかけとなったとされている。

実録映画『チェルノブイリ・ハート』は被曝被害の実態を描いている

フィンランドは脱原発国ではなく、現在4基の原子炉が操業中で今後2基を建設予定、総発電量のうち原発による電力は約30パーセント。そのうえで、高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のゴミ」を出すならその処分まできちんとしよう、トイレのないマンションではなく、マンションにはトイレを作ろう、ということで、世界で初めて地下処分場選定が最終決定した国です。

マドセン監督によると「オンカロの取材をしたとき、学者たちに『高レベル放射線廃棄物処理場が作れない国があるとしたらどこか?』という質問をしました。その答えは日本でした。現在の科学では放射性廃棄物の処理は地層処理しかないと言われていますが、地層処理場ができないのに原子力を持っている国である日本は、火山があり地震があり、常に地層が安定していません」。

原発の可否を考えるきっかけに、いかが?

原題=Into Eternity
配給=アップリンク

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