映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』(アントン・コービン監督)

映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』ジェームズ・ディーン死の直前の旅を描く

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映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』(アントン・コービン監督)
Photo Credit:Caitlin Cronenberg, ©See-Saw Films

[シネママニエラ]俳優のジェームズ・ディーンの半生を描く映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』(原題 LIFE )。24歳で、この世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと、その死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた「LIFE誌」の天才写真家デニス・ストックとの知られざる2週間の旅路。華々しい成功と突然の死の直前、いったい彼に何があったのか──? 今明かされる。

ジェームズ・ディーンを演じるという危険な賭けに勝利したのは、『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーン。憧れのスターを演じることに、当初は抵抗があったというが、こだわり抜いた役作りと熱演で、「完璧」「エレガント」「彼ならではのディーンがとても魅力的」と既に海外メディアから絶賛を受けている。スターになる前のジェームズ・ディーンの才能を見出す写真家のデニス・ストックには、『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン。世に認められたいという若者の普遍的な願いを演じ、本作で実力派としての地位を決定的なものにした。

監督は、カンヌ国際映画祭カメラドール賞を受賞し、ザ・ローリング・ストーンズ、U2、ビョークなど名だたるアーティストに愛され、世界で最も影響力がある写真家とも言われる伝説の写真家であり、その人生が伝記映画にもなり日本でも公開した、アントン・コービン。

なお、第28回東京国際映画祭特別招待作品としての上映が決まり、コービン監督が10月23日、24日で来日する予定。

映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』あらすじ

1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストックはもっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。無名の新人俳優ジェームズ・ディーンとパーティで出会ったストックは、彼がスターになることを確信し、LIFE誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける。ディーンを追いかけ、LA、NY、そして彼の故郷のインディアナまで旅するストック。初めは心が通じ合わなかった二人だが、次第に互いの才能に刺激されていく。そして彼らの運命だけでなく時代まで変える写真が、思わぬ形で誕生するのだが──。

[スタッフ]
監督=アントン・コービン『コントロール』 
脚本=ルーク・デイヴィス 
音楽=オーウェン・パレット『her/世界にひとつの彼女』
[キャスト]
デイン・デハーン、ロバート・パティンソン、ジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、アレッサンドラ・マストロナルディ

カナダ・ドイツ・オーストラリア合作映画/112分
原題=LIFE(2015)IMDb
日本公開=2015年12月日
字幕翻訳=佐藤恵子
配給=ギャガ
公式サイト http://dean.gaga.ne.jp

映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』日本版ポスター
映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』予告編

2015年09月20日 掲載
2015年09月30日 更新[予告編動画]
2016年08月26日 更新[DVD]

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