「花とゆめ」で連載中の福山リョウコ著の人気コミック「覆面系ノイズ」が実写映画化

中条あやみ主演「覆面系ノイズ」実写化!「絶対素敵な映画になる」

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映画『覆面系ノイズ』三木監督×中条あやみらコメント全文

三木康一郎監督

青春…、恋愛…、そして音楽。個人的に大好きです。いいおじさんになってしまった私ですが、もう一度、高校時代を思い出すようにこの作品に取り組んでいます。こういう青春の微妙な恋心を描く場合は、小手先ではなく、正面から自分が経験したことをぶつけるのが、映画にチカラを与えることだと思っています。なので包み隠すことなく自分がやりたかったことや、やってきたこと、思っていたことなど、ストレートに表現したいと思っています。
原作はとてもスピード感があって、ビジュアル的。でも、せつなくて、でも、温かい。そんな完成された原作を実写にするにあたり自分なりに出した答えは、やはり、真摯に向き合うことだと思っています。ワンシーン、ワンカット、ひとつひとつ丁寧に、撮っていく。そうすれば必ず、いいものができると信じています。
主演の中条あやみさんとは、はじめてお仕事しますが、とにかくかわいい。さらに自然体。さらにオーラがすごい(笑)。若く、経験も少ない彼女ですが、そのぶん、熱意やパワーそして新鮮さがある。そんな今の彼女が持ち合わせている魅力を出し惜しみすることなく、みなさんに見せられればと思っています。クランクイン前にも関わらず、彼女には歌の練習や、身のこなし方など、たくさん練習してもらっています。吹き替えなしで、しっかり歌って、見てくれるみなさんのド肝を抜きたいと思っています。熱唱する彼女にも注目して下さい。
この覆面系ノイズは、若い人に向けた映画です。しかし私は大人にも届くものにしたいと思っています。若いときの清々しい気持ち。そんな心をこの映画を見て少しでも思い返してくれたらと思っています。

中条あやみ(主演・有栖川仁乃 役)

初めて三木監督と、皆さんとお会いした時から絶対素敵な映画になると感じました。同時に、音の持つ力を改めて素晴らしいと感じる作品でもありました。溢れ出す想いを秘めたニノが歩む初恋、青春、恋愛...物語のすべては、この音から始まる気がします。私自身、音楽がすごく好きで 聞いたり歌ったりすると気持ちが落ち着く感情など ニノと共感できる部分も多く有栖川仁乃役を演じる事が出来てとても嬉しいです! どのシーンも好きなのですが ライブのシーンは特にかっこいいので皆さんと力を合わせて全力で頑張ります!

最初は人前で歌うことになれなくて小さい声でしか歌えないところから始まったのですが、ボイストレーニングをして回数を重ねるごとに声が出てくるようになったり ニノの印象的な声っていうのはどんなものかと考えながらそこに向かっているうちに、人前で歌うこともだんだん楽しくなってきました。また、パフォーマンス練習でマイクの持ち方や歌い方を一緒に考えながら練習しているのでどんどんニノに近づいてるようで嬉しいです! そして今回は歌だけでなく、ギターにも初挑戦するので、今からとても楽しみです。

中条あやみ(なかじょう・あやみ) プロフィル 
1997年生まれ。大阪府出身。2011年に女性ファッション誌「Seventeen」の専属モデルオーディション
「ミスセブンティーン」にてグランプリを獲得。翌12年からモデルとして活動を始め、東京ガールズコレクションにも初参加。同年、TBS系列の連続ドラマ『黒の女教師』で女優デビュー。以降も、モデル・女優として幅広く活躍し、2014年『劇場版 零 ゼロ』にて、スクリーンデビューを果たすとともに、初主演をつとめた。映画の主な出演作に、『ライチ☆光クラブ』(16/内藤瑛亮監督)、『セトウツミ』(16/大森立嗣監督)、そして2017年春には『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(河合勇人監督)の公開が控え、今、最も注目を集める若手女優のひとり。

福山リョウコ(原作者)

映画化のお話が進むにつれいろんなことが決まってきても尚「これは現実なのか…」とずっと不思議な気持ちだったのですが、覆面系の登場人物として動くキャストの皆さんを前にしたらふわーっとしてた気持ちが地面にすとんと着地しました。
ニノを演じてくださる中条さんはびっくりするくらいニノそのままなので、漫画から飛び出て来た感覚を皆さんにも早く味わって頂きたいです。
三木監督は本読みでお会いした際キャラ達の心情と動きをびっくりするほど把握してくださっていたので、そんな監督が覆面系をどう描くのか、私自身とてもとても楽しみです。そして映画というこんな機会をくださった読者の方々、本当にありがとうございます。
 公開は来年なのでまだ先になりますが、映画「覆面系ノイズ」をどうぞよろしくお願い致します!

青木裕子プロデューサー

(起用理由として)原作の仁乃ちゃんの魅力を表現するには、ニノがそこにいると思わせる存在感と透明感が必要だと思いました。そう考えた時、それを兼ね備えているのは中条さんしかいないと。何の迷いも無くそう思いました。中条さんの出演が決まった日から、この作品が動き出しました。

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