二階堂ふみ×GACKT「翔んで埼玉」W主演で映画化!



二階堂ふみとGACKTがW主演を務め、魔夜峰央著「翔んで埼玉」の実写映画化されることが明らかになった。二階堂とGACKTの演技での共演は初めて。監督は武内英樹。撮入は3月21日で現在も関東各地で撮影中。公開は2019年になる予定。

二階堂ふみが演じる「壇ノ浦百美」
二階堂ふみが演じる「壇ノ浦百美」 ©魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社

原作は「パタリロ」(1978)などで一世を風靡した漫画家・魔夜氏が1982年に発表した。2015年に『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊され、話題となった。

GACKTが演じる「麻実麗」
GACKTが演じる「麻実麗」 ©魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社

原作が未完ゆえ、どのように物語を形成するか製作陣は熟慮。大都会東京から虐げられた埼玉が、自由を求めて徒党を組み戦うという原作の設定に、新たに対抗組織の千葉を用意。同じく東京から迫害を受けている埼玉と千葉が…という展開を含むそう。

二階堂ふみ×GACKT「翔んで埼玉」W主演で映画化!

東京都知事の息子であり、白鵬堂学院の生徒会長=エリートとして華々しく学生生活を送る、壇ノ浦百美役は二階堂ふみ。プロデューサーや監督・脚本を中心に会議を重ねる中で、原作の設定を変更し、女性にしてもよいかという意見も出ていた。ところが、本を読んだ二階堂本人から、「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」と提案があったことで、原作の通り、名前も外見も女性っぽいのに、実は男性というキャラクターのままで進められることになったそうだ。

そして、二階堂演じる百美が淡い恋心を抱く、容姿端麗でアメリカ帰り、でも実は埼玉県出身の転校生・麻実麗。原作者も交えたキャスティング会議では、様々なアイディアを出し合う中で、満場一致で「なるほど!」となったのが、GACKT。18歳の高校生役をどのようにモノにするのか期待は高まる。

二階堂ふみさん(壇ノ浦百美役)

埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います!

GACKTさん(麻実麗役)

このオファーがあった時は、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。
(二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。

二階堂ふみ×GACKT「翔んで埼玉」W主演で映画化!
©魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社
魔夜峰央さん(原作者)

30年前の作品です。当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。
良いところなんです所沢は。しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。今の生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。
その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。それが、今になって、なぜ?まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。

二階堂さんへ

最近テレビでお顔は拝見しておりました。なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。

GACKTさんへ

まさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。最初GACKTさんのお名前が上がった時、そこにいた一同全員がのけぞり次の瞬間、ありか、と頷いたものです。願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。

武内英樹さん(監督)

原作では、東京に虐げられた埼玉が熱い魂を持って立ち上がる話ですが、映画にはオリジナルで積年のライバル千葉も登場し、埼玉、千葉そして東京の仁義なき戦いを私なりの解釈で、コミカルに、ダイナミックに、壮大なスケール感で描きます!
今年浦和と大宮が住みたい街ランキング上位にランクインしたなど最近何かと注目度が高い埼玉と、埼玉には間違えなく勝っていると信じる千葉!そして、高みの見物東京!
果たして埼玉・千葉・東京の仁義なき戦いの決着は..!?!?
爆笑してなぜか泣いていて、劇場を出る時には、自分の出身地を誇りに思うようなそんな作品になると確信しています!

映画『翔んで埼玉』(東映配給)は2019年公開 → 2019年2月22日[土]より全国公開

映画『翔んで埼玉』あらすじ

かつて埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受け、身を潜めて暮らしていた。ある日、東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(あさみれい)と出会う。互いに惹かれ合うも、実は麗が埼玉県出身だったと知る百美。そして、東京と埼玉の県境で引き裂かれる2人。まさに埼玉版「ロミオとジュリエット」とも呼べる愛の逃避行と、その中で埼玉県解放を成し遂げるべく戦いを挑んだ者たちの革命の物語である。

映画『翔んで埼玉』特報


© 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会

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魔夜峰央著「このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉」 (宝島社)をAmazonで購入する

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