映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

片渕須直監督×のん『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開へ

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片渕須直監督が劇場アニメ『この世界の片隅に』に、新たに約30分の新規シーンを足して「さらにいくつもの人生」を描くもうひとつの映画が誕生。主人公の声はのんが続投することが発表された。音楽を担当するのは、こちらも前回に引き続き、シンガー・ソング・ライターのコトリンゴ。今作でも主題歌を含む全ての劇中曲を担当し、新曲も制作予定。

片渕須直監督×のん『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開へ
©2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

本作では、主人公すずと、すずが嫁ぎ先の町で初めて出逢う同世代の女性リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソード、さらに妹すみを案じて過ごす中で迎える20年9月の枕崎台風のシーンなどが追加。新しい登場人物や、これまでの登場人物の別の側面なども描かれ、彼女たちの心の奥底で揺れ動く複雑な想いが描き出されることで、より大人な印象のすずさんになるという。

新規シーンの絵コンテは通常のアニメ作品と同じように、企画当初から存在はしていたものの、本バージョンでは、それらを見直しながら復活させ、更に新たなカットも加えています。これまでの現行版とは、一部主題も変わってくるため、別の題名をつけた「もう一本の映画」として制作することに。そのため片渕須直監督によるタイトル案を、原作者こうの史代さんが快諾し新タイトルとなった。

片渕監督は、原作にはまだまだ魅力的なエピソードがあり、それを描き足すことによって主人公のすずさんだけではない、「さらにいくつもの人生」を描き出したいと考え、この度の制作に至った。そして本バージョンが制作できるのも、現行版『この世界の片隅に』を支えてくれた人々のおかげであると、感謝し続けている。

片渕須直さん(監督)

戦争しおってもセミは鳴く。ちょうちょも飛ぶ。そして、人には人生がある。それが戦争中であっても。明るくぼーっとした人のように見えるすずさんが自分以外の「世界の片隅」と巡り合うとき、すずさんの中にはどんな変化が生まれるのでしょうか。すずさんの中にあったほんとうのものを見つけてください。

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(東京テアトル 配給)は2019年12月20日[金]よりテアトル新宿・ユーロスペースほか全国公開

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』特報


©2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会


©2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

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