佐藤寛太『いのちスケッチ』は「強みを生かし全身全霊で向き合う」



劇団EXILEの俳優・佐藤寛太が3月7日、撮影地である大牟田市動物園にて主演映画『いのちスケッチ』記者会見に出席し「方言だと本当に自分の思っていることがストレートに」出てくるのだといい、その「強み」を生かして本作に全身全霊で向き合っていることを明かした。この日は、佐藤をはじめ瀬木直貴監督、藤本泉、林田麻里、武田鉄矢が会見にて質疑に応じた。各コメントは以下にて。

左から林田麻里、藤本泉、佐藤寛太、武田鉄矢、瀬木直貴監督
左から林田麻里、藤本泉、佐藤寛太、武田鉄矢、瀬木直貴監督

本作は、動物福祉に特化して注目される実在の動物園を舞台にした青春ドラマ。夢を諦めた青年が地元の動物園でアルバイトを始めたことをきっかけに、個性あふれるスタッフとの出会いや動物のリアルな“いのち”に向かい合いながら自分の人生を一歩踏み出していく様を描く。

佐藤寛太さん(主人公・田中亮太役)

大牟田市での撮影では「人との絆」や「心と心が通じ合う部分」をすごく肌に感じながら毎日撮影させて頂いています。方言での演技ではセリフにないアドリブがどんどん出てきています。僕は福岡出身ですが博多弁とはちょっと違うのですが、地元の方と触れ合っていくうちに近くなってきて瀬木監督ともこちらの方言(大牟田弁)で話しています(笑)。この作品は命をテーマにしていますが、細部にはスクリーンを通して、どの年代、どの国籍の方にも語りかけてくる強いメッセージがあります。僕も同じ福岡出身として方言でお芝居させて頂いていますが、方言だと本当に自分の思っていることがストレートに出てきます。それが方言の強みだと思うので、その武器を使い映画に全身全霊で向き合っております。

藤本泉さん(ヒロイン・獣医役)

私は映画の舞台・延命動物園に配属してくる役なのでセリフは標準語なのですが、撮影しているとだんだん言葉がうつってきますね(笑)私も「ぎゃん」が使いたいです(笑)。撮影中に飼育員の皆さんにたくさん色んなお話を伺ったのですが、ひとつひとつの熱量がすごくて、そういう想いがあるから、この動物園はここまで技術も進歩して色んな新しいことを始められたのだな、と感動しました。本当にかっこいいです。

林田麻里さん(飼育員役)

地元・大牟田で映画が撮影できること、大牟田市の様々な取り組みや温かさを伝えられることを幸せだな、と思っています。ここ大牟田市動物園は子供のころからスケッチ大会や家族で来たりした思い出があり、初心の場所に役者として立てることができて嬉しいです。私も東京にいるときは標準語ですが、頭の中は地元の言葉が流れています。感情的になったりすると大牟田弁が出てしまいますね。ぎゃん嬉しかです(笑)

武田鉄矢さん(動物園の園長役)

主演の佐藤さんは座長として色々細かく気を使ってくれて偉いなぁと感心しています。でも、それぐらいやらないと(笑)。今回、園長役を演じるにあたって、まあるい人柄、まあるいセリフをおっていこうと台本を読んで思いました。そして、北部九州が持っている訛りをどう色づけしていくかを考えました。この大牟田市動物園の飼育員さんは人間でも動物でも若い人が年寄りを大事にしているところが意識的にいいなと思いました。若い人がハツラツとしていますね。

瀬木直貴さん(監督)

本作は大牟田市の方の協力がなければ何も成り立たないくらい、地元の皆さんと一緒に映画を作っているという気持ちが強く、役者やスタッフを全面的にバックアップして頂いております。こんなに素晴らしい環境でお芝居を撮れて本当に嬉しく、光栄に思います。主演の佐藤さんはカットを重ねるたび風格が出てきて、これが座長なんだな、と感じています。武田さんには本日の撮影でも演技の中に表現される気持ち、熱量、スキルを間近で感じさせて頂き、本来であれば私が引っ張っていく現場を引っ張って頂きました。大牟田の皆さんが馴染みのあるこの動物園を映画のフレームを通して観ていただくと、また新鮮に映ると思いますので、ぜひ映画をご覧いただいて、ここに住んでいることへの親しみや懐かしさを感じて頂けたらと思います。

映画『いのちスケッチ』あらすじ

25歳の田中亮太は、漫画家を夢見て上京したものの挫折して大牟田に帰省する。ある日、亮太は友人の勧めで動物園のアルバイトを始めるが、そこは普通の動物園ではなかった。高齢の動物が多く、福祉施設のような動物園。戸惑いながら様々な動物に接する亮太だったが、更に戸惑わせたのは、威厳のない園長、動物しか愛せない美人獣医など、個性的な面々だった。

映画『いのちスケッチ』は2019年全国公開予定

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