映画『観相師』

韓流時代劇大作『観相師』は王家の運命をにぎる男の物語

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[シネママニエラ]韓国週末興行成績3週連続首位、累計観客動員数913万人突破の韓流時代劇大作『観相師(読み:かんそうし)』がまもなく日本公開となる。

映画『観相師』
ソン・ガンホ扮する観相師
©2013 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND JUPITER FILM ALL RIGHTS RESERVED.

王家の運命をにぎる観相師

タイトルの観相師とは顔相鑑定士のこと。ソン・ガンホ扮する観相師が、王家の運命に大きな影響を与えていく様を描いている。なお、韓国のアカデミー賞と言われている第50回大鐘賞にて最多6部門、最優秀作品賞、監督賞(ハン・ジェリム)、主演男優賞(ソン・ガンホ)、助演男優賞(チョ・ジョンソク)、衣装賞、人気賞(イ・ジョンジェ)を受賞した話題作だ。

顔を見るだけで性格から寿命まで全てを見抜く天才観相師ネギョン(ソン・ガンホ)は、息子ジンヒョン(イ・ジョンソク)や義理弟ペンホン(チョ・ジョンソク)と送る貧しい生活から脱する夢を抱き、都の妓生・ヨンホン(キム・ヘス)に招かれて、漢陽で観相業を始めた。その眼力は人々の運勢のみならず、殺人事件の真犯人をも暴くとあって、評判はたちまち宮廷にまで知れ渡る。

史実に、創作を絡ませた本作。史実となるのは韓国歴史ドラマ「王女の男」の題材でもある、癸酉靖難(きゆうせいなん、ケユジョンナン)のこと。それは「Wikipedia」によると、李氏朝鮮の第6代国王端宗の即位1年後の1453年10月に、幼い国王の叔父にあたる首陽大君(のちの世祖)が、皇甫仁、金宗瑞らの顧命大臣を殺害して政権を奪取したクーデターのこと。いまも昔も人間ドラマがドロドロとなる争点は変わらないと思い知らされるはずだ。

映画『観相師』は2014年6月28日[土]よりシネマート新宿、シネマート六本木ほか全国順次公開

映画『観相師』予告編

©2013 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND JUPITER FILM ALL RIGHTS RESERVED.

2013年韓国映画/139分
英題=THE FACE READER
日本公開=2014年6月28日
韓国公開=2013年9月11日
配給=ツイン
公式サイト http://www.kansoushi.net/
©2013 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND JUPITER FILM ALL RIGHTS RESERVED.

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