映画『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』場面写真

俳優トム・ハーディを86分間、堪能せよ!

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映画『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(スティーヴン・ナイト監督)
© 2013 LOCKE DISTRIBUTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
[シネママニエラ]イギリス映画界の才能たちがロンドンに結集し、4日間のリハーサルを経てわずか8日間で撮り上げた映画『オン・ザ・ハイウェイ』は、たった一度の“過ち”をきっかけに人生のすべてを失っていく男の物語になっており、希に見るサスペンス・ドラマに仕上がった。

【動画】映画『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』予告編

本作はイングランド北部からロンドンに通じるハイウェイの車内だけで進行し、スクリーンに映し出される登場人物はその車を運転する主人公アイヴァンひとりだけ。リアルタイムで進行する物語で、俳優トム・ハーディを86分間、堪能せよ!

他人には理解しがたい主人公の決断は、仕事仲間や家族を激しく動揺させ、愛車のBMWでロンドンに向かうアイヴァンを電話越しに容赦なく責めなじってくる。自らの輝かしい人生が刻一刻と崩壊するなか、なぜ彼は疾走を続けるのか。

製作総指揮にジョー・ライト。監督は映画『堕天使のパスポート』や『イースタン・プロミス』のシナリオで脚光を浴び、映画『ハミングバード』で監督デビューを飾ったスティーヴン・ナイト監督。回想シーンはおろか場面転換すらまったくない本作で、全編出ずっぱりのひとり芝居を披露するのは映画『インセプション』『裏切りのサーカス』『ダークナイト ライジング』の俳優トム・ハーディ。彼の才能と魅力がギュッと濃縮されている1作。

スティーヴン・ナイト(脚本 兼 監督)

「余分な要素をすべて捨て去った、基礎だけで物語を構成したらどうなるのか? 映画を作る時に考えるのは、登場人物が辿る遍歴や心の軌跡といった事柄だが、それらすべてを要約した核だけにしたかった。本作における遍歴とはまさに主人公が物理的に移動することであり、軌跡とは彼が置かれている状況の変化を表している。一人の人物の仕事、家族、妻の話から始まり、旅の終わりまでリアルタイムで進む。そして最後に、彼には何も残らないというような話だ」

映画『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』あらすじ

グローバルな大手建設会社の社員で、現場監督のアイヴァン・ロック(トム・ハーディ)は妻カトリーナ(ルース・ウィルソン)、ふたりの息子エディ(トム・ホランド)とショーン(ビル・ミルナー)を愛しているが、長らく家庭より仕事を優先させ、今の誇らしいキャリアを築き上げてきた。その夜は彼にとって久々に家族と憩いのひとときを過ごすはずだった。翌朝早くには、55階建ての超高層ビルの工事現場に200台以上のトラックが押し寄せてきて、コンクリートを流し込む重要な作業が待っている。

イギリス・アメリカ/86分
原題=Locke(2013)
日本公開日=2015年6月27日
字幕翻訳=安本熙生
配給=アルバトロス・フィルム
公式サイト http://www.onthehighway.net/
© 2013 LOCKE DISTRIBUTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

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