仏映画『偉大なるマルグリット』誰が聴いても音痴なソプラノ歌手の半生

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[シネママニエラ]本国フランスでは動員100万人を突破した映画『偉大なるマルグリット』(原題 Marguerite)は、誰が聴いても音痴なのに、誰からも愛されたというソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスの数奇な運命を描く。

仏映画『偉大なるマルグリット』誰が聴いても音痴なソプラノ歌手の半生
映画『偉大なるマルグリット』(グザヴィエ・ジャノリ監督) © 2015 – FIDELITE FILMS – FRANCE 3 CINÉMA – SIRENA FILM – SCOPE PICTURES – JOUROR CINÉMA – CN5 PRODUCTIONS – GABRIEL INC.

ラジオから流れてきたジェンキンスの歌声を聴いてしまったグザヴィエ・ジャノリ監督が心奪われて、彼女をモデルに創作したストーリーとなっている。ジャノリ監督はカンヌ国際映画祭やセザール賞の常連。主人公の音痴の歌姫マルグリット役に『大統領の料理人』などでセザール賞6度のノミネートを誇るカトリーヌ・フロを迎えた。

ドラマティックな人生オペラとして、稀有なる女性の愛と孤独と情熱の人生を、「夜の女王のアリア」「花の二重唱」など数々の壮麗なオペラ楽曲と共に、音楽に一方通行の情熱を捧げる姿を活写する。

映画『偉大なるマルグリット』(キノフィルムズ配給)は2016年2月27日[土]よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国公開

映画『偉大なるマルグリット』あらすじ

1920年、パリからそう遠くない貴族の邸宅ではサロン音楽会が開かれていた。参加した新聞記者のボーモンは主役のマルグリット夫人の歌声に唖然とする。彼女は絶望的なほど音痴だったのだ!しかし、儀礼的な貴族たちの拍手喝采を受け、本人だけがそのことに気付いていなかった。
そして、野心家のボーモンはマルグリットに近付こうと翌日の新聞で絶賛、彼女を出演者としてパリの音楽会に招待する。本物の観客の前で歌う喜びに目覚めたマルグリットは、リサイタルを開くと決意する。真実を告げられない夫のジョルジュが止めるのも聞かず、有名歌手から特訓を受け始める。

映画『偉大なるマルグリット』予告編

© 2015 – FIDELITE FILMS – FRANCE 3 CINÉMA – SIRENA FILM – SCOPE PICTURES – JOUROR CINÉMA – CN5 PRODUCTIONS – GABRIEL INC.

フローレンス・フォスター・ジェンキンスとは? 

Florence Foster Jenkins。実在のソプラノ歌手(1868年7月19日 – 1944年11月26日没)。音楽とリズムの感性が欠落し、歌唱能力が決定的に欠如していたが、その型破りで圧倒的な歌いぶりは、NYのカーネギーホールを満席にするほど当時(1940年代)の大衆に大人気を博したという。

公式サイト www.grandemarguerite.com
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映画『偉大なるマルグリット』日本版ポスター

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