BANKSY(バンクシー)は作品とオーディオコメンタリーを併せて発表することも

神出鬼没BANKSYに狂乱?!映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』

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BANKSY(バンクシー)は人を雇って路上販売。翌日に公式サイトで売上額を報告した。
「お宝」をひっそり路上販売中・・・売れ行きは?
[シネママニエラ]謎のストリートアーティスト、BANKSY(バンクシー)が2013年10月1日より毎日1点の作品を米ニューヨークの路上などに残し、場所を明かさず公式サイトに投稿する展示イベントを実行した。宝探しに奔走する大衆の姿を追う実録映画が日本公開になる。監督はクリス・モーカーベル。

映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』日本版ポスター

英国が拠点とされてるBANKSY(バンクシー)が米国に進出(進撃)。一種の祭りのように熱狂する人々の姿がメイン。しかしながら、オークションなどに出品されるや高値がつくアーティストということで欲に目がくらむ人もいれば、強い政治的メッセージに拒否感を示す人。さらに同じストリートアーティストからも反発されるという意外な側面をもカメラは映していく。その一方で、当人BANKSY(バンクシー)は公式メッセージ以外は一切の沈黙を貫いている妙を楽しみたい。

映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』予告編

映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』フォトギャラリー

BANKSY(バンクシー)

正体不明のストリートアーティスト。世界各地でゲリラ的に作品を描くことで知られている。彼が壁や路上に「違法」に描いたグラフィティは世界的な注目を浴び、驚くほどの高値を呼んでいる。セレブにも彼のファンは多く、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、キアヌ・リーヴズ、ジュード・ロウ、クリスティーナ・アギレラらが公言。自らの作品をMoMA、メトロポリタン美術館、大英博物館などに無断で展示したり、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区の分離壁に、イスラエル軍から威嚇砲弾されながら描いたり、仏カレーの難民キャンプにシリア移民の父を持つ故スティーブ・ジョブズを描くなど、つねに作品で問題提起をしており、議論を巻き起こしている。2010年にはドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を初監督し、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた。
公式サイト http://banksy.co.uk/(英語)

映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』(アップリンク、パルコ配給)は2016年3月26日[土]より渋谷シネクイント、4月2日[土]より渋谷アップリンクほか全国順次公開
公式サイト http://www.uplink.co.jp/banksydoesny/

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